寝る前にコーヒーを飲むと、眠れないや眠りが浅くなっているなんて思っていませんか?アメリカで行われた新しい研究ではカフェインの有無で睡眠の質には影響を与えないという結果が発表されています。詳しく紹介していきます。
カフェイン、アルコール、ニコチンの消費が睡眠にどのように影響するか?
フロリダアトランティック大学とハーバード大学医学部の研究者は、合計785人、5,164日間を通して、カフェイン、アルコール、ニコチンの消費が睡眠にどのように影響したかを調べました。これらの物質の個人の消費量を比較し、睡眠時間、効率、および覚醒の速さを記録し、参加者が記載した睡眠日記と生体データを集計し、総合的に調査考察しました。
就寝時間の4時間以内に摂取されたカフェインが、睡眠因子と観察可能な関連性がないこと
その結果、就寝時間の4時間以内に摂取されたカフェインが、睡眠因子と観察可能な関連性がないことを発見しました。一方、ニコチンは、特に不眠症の参加者の間で睡眠障害と最大の関連性があり、睡眠時間の平均で平均42.47分になりました。ニコチンほど劇的ではありませんが、研究者はまた、就寝前のアルコール摂取が睡眠効率の低下に関連していることを発見しました。
今回の研究結果が紹介されている英語のページです。
https://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/coffee-before-sleep-time-caffeine-tea-quality-study-a9044681.html
睡眠の研究者のコメントが興味深いです
感覚的には「コーヒー飲むと眠れない」というイメージがありますが、このようなカフェインが睡眠に影響を与えないという結果は他の調査結果と比較しても一致しているそうです。
睡眠の専門家である博士はインタビューに対して、「就寝前にコーヒーを飲むと夜中に目が覚めるという考えは神話だ」と語ったらしいです。しかし、個々でカフェインに対して高い感度の方もいるので要注意とのこと。
『過去40年間、毎晩2杯の強い黒のコーヒーを飲んでいて、睡眠障害を発症したばかりの場合、それはほとんど間違いなくコーヒーではありません。』とも述べています。
最後に
コーヒーが睡眠に与える影響が少ないというのは驚きですよね。確かに翌日起きづらいとかはありませんよね!寝る前にカフェインレスコーヒーやデカフェを飲んでいる方もいらっしゃると思いますが、今度から夜にハンドドリップでゆっくりして寝るというのがトレンドになるかもしれませんね!
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