超辛口製品レビュー シロカの全自動コーヒーメーカーSC-C111シリーズのマイナスポイントを紹介

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シロカのミル付きの全自動コーヒーメーカーのSC-C111シリーズ。コーン式のミルが搭載された高級タイプのコーヒーメーカーです。今回、SC-C111シリーズの最上位機種SC-C122で製品レビューを行います。プラスのポイントではなく、マイナスポイントやネガティブな部分にフォーカスしてお伝えしていこうと思います。購入を検討している方にはぜひ読んでいただきたいです。

シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C111シリーズ

このシリーズの最大の特長は、コーン式のミル/グラインダーを採用していることです。一般的には多くの全自動コーヒーメーカーが採用しているプロペラ式よりもコーヒーをきれいに挽くことができ、コーヒーが美味しくなるといわれています。また毎日同じクオリティーでコーヒーをいれることができる、コーヒーの再現性も高くなるといわれています。

またSC-C121、SC-C122については、ステンレスサーバータイプで保温性に優れている点もポイントです。淹れてから時間がたってもいれたての味が保てる点はこれまでの全自動コーヒーメーカーにはなかった長所です。

 

今回はこれらの長所ではなく、使っていると見えてくるマイナスやネガティブなポイントだけを紹介していきたいと思います。

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マイナスポイント 準備編

タンクの取り外し位置がマシンの裏側

このマシンはコーヒーをいれる前に、①コーヒーをホッパーに入れる、②紙/ペーパーをセットする、③水をセットする必要があります。

コーン式のミルのため、淹れるたびにコーヒーの量を自分で測る必要はありませんが、水は適切な量を注ぐ必要があります。水を入れるときにタンクを引き抜く必要があります。

そのタンクが裏側にあることが少しマイナスポイントです。裏にあるということは、横から抜けるようにするか、もしくは真横から手を入れる必要があります。そうするとマシンの左右5㎝くらいは常に開けておかないといけません。狭いキッチンで左右5㎝必要なのはつらいですよね。

ペーパーのフィット感がいまいち

4杯用のコーヒーメーカーですので、紙は102か1×2というサイズのものを使用します。そして実際に装着してみると、…なにか若干形が違ってうまく入りません。写真は1×2のサイズのペーパーを使用しているときのものです。若干サイズが合わないので折って使用しています。きれいにはまれば問題ありませんが、もしキレイに入らずくしゃくしゃになってしまうとコーヒー抽出に悪影響を及ぼします。

蓋の上にコーヒーが溜まる

実際に抽出してみると、ミルが自動的に稼働しコーヒーを淹れてくれます。コーヒーを淹れているときは非常にいい香りがします。
抽出している最中をずっと観察していると、サーバーの上にコーヒーが溜まります。結構外気にさらされ、かつ蓋の上って衛生上どうなのかなって思ってしまう方もいるかもしれません。

マイナスポイント コーヒーの味わい編

温度がぬるい、そして薄い

実際にコーヒーを取扱説明書に従って、淹れました。そのときにコーヒーの温度、濃度を計測し、美味しいコーヒーになっているか確認を行いました。実際に4回コーヒーをいれてその平均値を表にしました。

結果としてまず言えることは、ぬるすぎます。最大杯数の4杯淹れた時の温度が80℃以下になってしまうと、これよりも少ない杯数でコーヒーをいれるとさらに温度は低くなります。通常80℃以上(4杯ではできれば83℃くらい)はないとぬるいと感じてしまいます。ぬるいコーヒーになっている理由はひとえに抽出の温度が低いためです。

コーヒーにかかるお湯の温度を直接計測したところ最大で79℃しかありませんでした。いろんな条件の結果79℃になっていると思いますが、この温度では美味しいコーヒーを淹れることはできません。

温度が低いことで生じる次の事象は、コーヒーが薄く、抽出がうまくいっていないバランスの悪いコーヒーになります。TDSが平均1.18でした。この数字は抽出が中途半端な状態になっていて、抽出不足になっていることが推定されます。抽出不足のコーヒーはどんな味がするかというと、いやな酸味が強く、バランスの悪いコーヒーになります。

コーン式の特性を理解することが重要

コーン式のミルの特性を理解する必要があります。この手のコーヒーホッパーがついているコーヒーメーカーの場合、コーヒーメーカーはミルの回転時間で、挽く量を決めています。そのため、挽き目・コーヒーの粗さを変更すると消費するコーヒーの量は変化します。下の表を見てください。

粗いとコーヒーの量は増え、細かいとコーヒーの量は減ります。そのため、粗くしたから、苦みが減るや抽出時間が早くなるという単純な計算にはならないことをご理解ください。

細かくしたからと言って、苦みが強くなるわけでもありません。なので、抽出時間(リッチ・マイルド)で味を調整することで味を作ることができます。

湯切れ最悪

このマシン最大のネガティブポイントは、ポットの湯切れの悪さです。今回使用したのはステンレスサーバータイプのSC-C122です。感覚的にコップに入れたコーヒーの1/3(三分の一)はポットをツタって、机に落ちます。原因はひとえにサーバーの口の形状なんだと思いますが、消費者的にはどうすることもできません。
悲しいですが、落ちることを加味してコーヒーを作ったり、机を拭いたりするしかないです。

☆SC-C111はガラスサーバータイプなので未検証です

マイナスポイント 片付け編

ホッパーが外せない

最後にホッパーが外せないというポイントについて言及したいと思います。SC-C111シリーズはコーヒーメーカーが自動でコーヒーの量を算出しコーヒーを挽いてくれます。その際にホッパーにコーヒーを入れるのですが、同じコーヒーをずっと使用するのであれば問題ありませんが、コーヒーの種類を変えるとなると話は変わります。ホッパーが外せないため、前に使用していたコーヒーを完全に挽ききる必要があります。そのため最後の数十グラムのコーヒーは廃棄してしまうということになります。

そこら辺の運用をしっかりすれば、コーヒーをうまく淹れることができると思います。

最後に、コーン式の全自動コーヒーメーカーについて

今回はコーン式の全自動コーヒーメーカーの中でも最も高い仕様の製品の検証結果を紹介しました。個人的にはサーバーのコーヒーの切れが悪すぎる部分がかなりひっかかります。まだまだ全自動コーヒーメーカーの市場はできたばかりでこれからさらに製品向上が行われると思います。

またコーン式の全自動コーヒーメーカーは挽き目によってコーヒーの量が異なることをわかったうえでうまくコーヒーの味を調整できるようにしてください。