人気のV60のドリッパーですが、種類がいっぱいで選ぶの困りますよね?今回は材質による違いについて解説します。
世界のバリスタから愛されているV60ドリッパー
自由度が高く、自分の味を表現しやすい
HARIOのV60のいいところは、自分好みのコーヒーを作ることができること。
自分好みのコーヒーとは、抽出時間を調整できるという意味。抽出時間を速くできたり、逆に遅くできたりできるドリッパーは意外に多くありません。
抽出時間を操作して、苦味や酸味をうまくコントロールできれば、コーヒーがもっと楽しくなりますよ。
ドリッパーの材質でコーヒーの何が変わるのか?
ハリオと言えば、ガラス製のドリッパーですが、色の違いも含めると24種類近くあります!
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材質で抽出している最中の温度が変わる
ドリッパーの材質でコーヒーを淹れる際の温度が変わります。
簡単に言うとお湯の温度を保持する力が高いか低いかです。
温度が1度変わるだけコーヒーの味は劇的に変わります。
また温度が変わると、抽出時間も変わります。
温度が高いと抽出時間も早くなり、低いとその逆になります。
材質別に温度が保持能力を順位化するとこんな感じになります。
ただ、保持能力が高いと言うことは、その分温まりににくいとも言えるので、一概にこれが良いと言うことは出来ません。
材質別の熱の保持能力が高いランキング
- 陶磁器
- ガラス
- 金属
- プラスチック
*ただこのランキングが高ければ、良いドリッパーなのかというとそうではありません。
やっぱり使用する用途によって、お勧めするドリッパーの材質は変わってきます。
こんな方にはこの材質のドリッパーがオススメ
家で手軽に、コーヒーを飲みたいとき
手軽にコーヒーの淹れたい、コーヒーを始めたいと言うときは、プラスチック製や金属製をオススメします。
価格が手頃ですし、扱いやすいのでまずは操作に慣れるためにもプラスチック製をオススメします
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アウトドアのとき
アウトドアなので、壊れなくて軽い金属製をオススメと思いきや、
一番のオススメは陶磁器のドリッパーです。
理由は2つ。屋外で淹れるときは温度がすぐに下がってしまうので温度が下がりにくい陶磁器製が良いです。そして陶磁器は意外に衝撃に強いです。
雰囲気も出ますし、陶磁器のドリッパーでアウトドアいかがでしょうか?
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本気で美味しいコーヒーが飲みたいとき
お店で使用する場合や、出来るだけ美味しいコーヒーを目指す場合は、陶磁器やガラス製のドリッパーを使ってください。
また単純にいきなり抽出を始めるのではなく、捨てお湯でよくドリッパーを温めてください。
この一手間で抽出が安定し、より美味しいコーヒーになるはずです。
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最後に
V60は最も豊富な材質でドリッパーがある製品です。ですが、材質によって味に違いがてできますので、自分の用途に合わせてドリッパーを選択してみてください!