今回の記事ではメリタから発売されているアロマフレッシュについて説明したいと思います。この製品はメリタから初めて出たミル付きのコーヒーメーカーです。(追記)この記事では旧品である、アロマフレッシュサーモ(AFT1021)について記載しています。現行品を同様の機能を持っていますが、ご確認ください。
普通のものよりも少し大きい10杯用のコーヒーメーカーですが、アマゾンのレビューを見ると非常に高い評価を得ている機種になっています。実際に買ってみたのでいろいろ検証した感想を紹介したいと思います。
アロマフレッシュサーモが味が良い理由
はじめに申し上げますと、この製品かなり完成度が高いと思います。
まず第一にコーヒーの味が非常にいいです。そしてこれまで私が違う記事で指摘していたミル付きコーヒーメーカー全自動コーヒーメーカーの弱点を全て克服しているコーヒーメーカーになります。全自動コーヒーメーカーのポイントはグラインダーとグラインダーの下の部分が掃除できるかでした。
味は抜群にいい。抽出温度がいいから
まずコーヒーメーカーの味について、率直に言って抜群に良いです。抜群に良いとは言い過ぎましたが、非常にバランスの良いコーヒーを入れることができます。
その理由として考えられるのはお湯の温度が非常に適切なのかなと思いました。実際に測ってみると90度から93度でお湯が出ています。またその温度が一定であることです。そのためコーヒー本来のおいしい部分だけを抽出することができるコーヒーメーカーになっていると思います。
温度だけではなく、コーヒーの挽き具合もちょうどよい
温度だけじゃなくコーヒーの挽き目も非常にいいです。コーヒーのグラインダーはコニカル式を採用しており、均一にコーヒーを挽くことができます。
ただコニカル式と言うだけではなく、3段階で調整できるコーヒーの挽き目が非常にコーヒー抽出に適しているようです。若干細かめに感じるのですが、なんだかんだで、ちょうどいいです。さすがメリタが作った全自動コーヒーメーカーと言うところでしょうか。
私のオススメとしては良いコーヒー豆(できればシングルオリジン)を買って、真ん中の挽き目でコーヒーを淹れることです。非常に精度の良いグラインダーを採用しているので、コーヒーの再現性も高くまた調節してもそれぞれ違いを楽しむことができます。ほんとにおすすめ。
コーヒー初心者が買うときの注意
自動でコーヒーを挽いてくれるが、挽かれている量の確認は必要
ミル付きの全自動コーヒーメーカーはたくさん発売されていますが、ホッパーが付いているタイプの全自動コーヒーメーカーは少ないです。私が知っている限りではシロカのコーヒーメーカーとメリタのコーヒーメーカーだけではないでしょうか。このようなコーヒーメーカーを使うときに知っておかないといけないのはコーヒーの種類や挽き目によってコーヒーの量が変わる点です。
実際にコーヒーを引いてみる、と豆の粒が小さいことで有名なエチオピアのコーヒー豆と粒の大きいブラジルのコーヒー豆をひいた時、挽かれるコーヒーの量に違いが出ます。
その理由はグラインダーの動いている時間でコーヒーの量を調整しているからです。コーヒーメーカー自体にコーヒーの量を計測することができません。そのため、グラインダーの回転する時間でコーヒーの量が設定しています。そのため一秒あたりに多く挽けてしまう粒の小さいコーヒーの場合は、コーヒーの粉量が多くなってしまいます。が、この点を認識していれば適切なコーヒー量でコーヒーを楽しむことができると思います
焙煎の深いコーヒー豆を使用するときは注意が必要
またこの手のコーヒーメーカーを使うときにホッパーからコーヒーが落ちないと言う点もたまにあります。これは焙煎が深いコーヒーを使用している場合によく起こります。焙煎が深いコーヒーは、コーヒーの周りにべたつきが起こり、コーヒーが残ってしまうというケースがあります。なので焙煎が高いコーヒーメーカーコーヒーを使う場合は注意をしてください
(追記)新しい機種では、ホッパーから落ちづらい機構が改良されています。ほぼコーヒーが落ちないという事象は発生しなくなったといえると思います。
使いやすさは?
使い方も非常に簡単です。
基本的に普通のコーヒーメーカーと同じように使用することができますのでコーヒーを入れた後はペーパーからコーヒーを捨てるだけになります。これはエスプレッソ方式のコーヒーマシンよりもお手入れが簡単だと思います。
買い?
このコーヒーメーカーは非常にコスパのいいコーヒーメーカーだと思います。値段は高額なコーヒーメーカーですが、非常に満足の高いコーヒーメーカーになることは間違いありません。
私も買ってみて非常に満足度が高く驚いていますこのコーヒーメーカーがあれば他のコーヒーメーカーが入らないのではないかと思うほどです皆さんもぜひこのコーヒーメーカーを買ってみたらいかがでしょうか。
(追記)こちらの記事ではリニューアル品のレビューを掲載しています。あわせてご覧ください。