スペシャルティコーヒー協会がアイスコーヒー普及のために研究する!
SCAは「コールドブリューコーヒーのより深い理解に向けて」という題目で、2020年の第1四半期内から研究を開始するとアナウンスされました。研究者には、化学、感覚科学、物理学、および消費者科学の観点から調査がおこなれるとのことで、Coffee Science Foundationは、コールドブリュー、(アイスコーヒーの)抽出、貯蔵、準備、および消費者の価値について新しい知見を発見したいと考えています。
実はアイスコーヒーは日本、アジアだけの文化
アイスコーヒー、アイスドコーヒーは日本、もしくはアジア圏でしか飲まれないコーヒーです。では欧米では夏どんなコーヒーが飲まれているのかというと、ホットコーヒーを普通に飲んでいます。最近ではドリップコーヒーの普及によりヨーロッパ、アメリカでも出している店舗が増えたこともあり、今回の研究の話が持ち上がったのでしょう。
具体的な研究はどんな内容?
具体的にどんな研究かというと、、、箇条書きにしました
- 抽出温度、時間、抽出率、濃度などの低温時における抽出技術の調査。さまざまな種類のコーヒーやローストを使用して、感覚的および化学的な観点でコーヒーへの影響を文書化します。
- 抽出中および抽出後の経過時間が、アイスコーヒーの官能的および化学的特性に及ぼす影響の調査。
- 嗜好のマッピング、潜在的に価格の許容範囲およびプレミアムを含む、さまざまな抽出条件での嗜好の詳細な調査
実験結果がわかるのは2022年!
今回の研究はアイスコーヒーメーカーを販売しているToddy社が資金を提供しています。実験結果はSCAのページやSNSにて、2020年後半にも公開されるとのことです。