最近はやり始めている淹れ方エアロプレス。しかし淹れ方は難しいという方が多いように感じます。今回は世界選手権4位の方のレシピを紹介し、おいしいエアロプレスの淹れ方を紹介したいと思います。
まずは、トリセツに書かれているレシピは無視しよう!
かなりショッキングな見出しですが、かなり芯をついています。
一般的なドリップコーヒーの場合、コーヒーの抽出温度は90~95℃ですが、
エアロプレスの場合、80~85℃くらいのお湯を使用することがあります。
トリセツに書いているので信用するしかないのですが、今回紹介するレシピはそれに異を唱えています。
その理由は、低温のお湯では苦みを抽出することが難しく、酸味が強すぎるコーヒーになることが多いためです。これはプロであってもそうです。
それによってバランスの悪いコーヒーになってしまい、結果として甘みがないコーヒーになってしまいます。
コーヒーの量も適正な量を選択しよう
またコーヒーの量もエアロプレスの場合は多く使用する方が多いです。
水とコーヒーの比率が、10:1のという具合です。
しかしこれも抽出不足が生んでいる問題であるため、多すぎるコーヒー量ではなく
適切な量のコーヒーを適切な抽出を用いてコーヒーを作ることが必要だと思います。
今回のレシピでは一杯あたり15gのコーヒーを使用し、225mLのお湯で抽出します。
ファイナリストのレシピを紹介
①15グラムのコーヒーを挽く
挽き目は中挽きです。細かすぎず、粗すぎない粒度に調整します。
ドリップコーヒーを同じくらいでよいと思います。
②2つのすすいだフィルターをエアロプレスに入れます
2枚使用することがポイントです。
2枚使用することで、コーヒー粒をカップに落とさないようにすることができます。
きれいに濾すことで、すっきりとした味わいにします。
③225mlのお湯を入れます。お湯の温度は90~93℃程度。お湯を入れた後はプランジャーをに入れて待ちます
プランジャーを入れる理由は、コーヒーが滴ることを防ぐためです。なのであまり押しすぎないように注意してください。
この工程はドリップコーヒーでいうところの”蒸らし”に当たります。
この工程がなければしっかりとした抽出を得ることができません。
①1分後に、プランジャーを取り外し、スプーンで表面にできた”Skin(皮)”を含めて、全体をかき混ぜます。
⑤ その後、4分待ったら、ゆっくりとプランジャーを押し下げ始めます。
下の写真のようにしっかりとコーヒーを出し切ります。
⑥最後にカップに移し、コーヒーの完成です。
最後に
エアロプレスのおいしい淹れ方を紹介しました。
まだまだ流行り始めたばかりのエアロプレスですので、ぜひこの淹れ方にも挑戦してください!