雨の日でも濡れずに行ける駅前・駅近ではないけれど、一度は行ってみたい東京にあるオススメのカフェをご紹介します。
東京には老舗から日本初上陸の海外有名店まで、たくさんのカフェがあります。
駅直結の商業施設も多いので、わざわざ改札から外に出て5分10分と歩かずに、手近なお店に入ることも少なくないかもしれません。特に人が多いと、すぐそこでも着くまでに倍の時間がかかってしまったりしますよね。
ですが、時間や体力にちょっぴり余裕のある日なら、ぶらぶらと散歩をするつもりで美味しいコーヒーを飲みに行くのも楽しいもの。
今回はそんな少しだけ足を伸ばして行ってみたい東京都内にあるオススメのカフェをご紹介します!
カフェキツネ(青山/表参道)
CAFÉ KITSUNÉ(カフェキツネ)は、フランスのファッションブランドMaison Kitsuné(メゾン キツネ)が展開するコーヒーショップです。
メゾンキツネは2002年にDaft Punkのマネージャーを務めていたジルダ・ロアエックと建築家の黒木理也が設立したファッションブランド。
メンズ・レディース共に人気があり、男性芸能人なら三代目J Soul Brothersの登坂広臣さんや明石家さんまさん、女性芸能人では水原希子さんやローラさんも愛用しています。
そんな人気ブランドのカフェですが、青山の他には、パリとソウルのみと、世界にも3店舗しかありません(2019年現在)。
最寄駅は東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の表参道駅。
A4出口を出て、ISSEY MIYAKE / AOYAMAのある角を曲がるとすぐのところにあります。
表参道からなら数分ですが、ウィンドーショッピングをしながら原宿や明治神宮前からも歩ける距離です。
細い路地のような入口を抜けると和風の店舗が。
こちらは茶室をモチーフに建てられたのだそうで、低い天井が特徴的です。
内装も、青海波や桐紋を始めとした和柄の壁紙や、寄木や畳で作ったテーブルと椅子など、細部にまでこだわりを感じます。
提供されるコーヒーは、数々の人気店を手掛けるバリスタ・國友栄一氏がプロデュース。
ブランド名だけに頼った店ではなく、しっかりと味も伴っています。
注文は店を入ったところにあるカウンターで行います。
メニューも豊富で、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノなどのエスプレッソドリンクのほか、抹茶ラテや緑茶、ほうじ茶などもあります。
夏季には水出しコーヒーも提供されているので、テイクアウトをして青山散策も悪くないでしょう。
また、ブランドのロゴでもあるキツネ型のサブレやコーヒー豆、カフェ限定のトートバッグなども販売されており、お土産にもぴったりです。
店舗情報
住所:東京都港区南青山3丁目17-1
営業時間: 9:00~20:00
定休日:不定休
ホームページ:https://maisonkitsune.com/mk/cafe-kitsune/(英語・フランス語のみ)
アライズコーヒーエンタングル(清澄白河)
ARiSE COFFEE ENTANGLE(アライズコーヒーエンタングル)は、都指定名勝の清澄庭園近くにあります。
2014年江東区平野にオープンしたARISE COFFEE ROASTERS(アライズコーヒーロースターズ)の2店舗目となるカフェで、清澄白河におけるサードウェーブコーヒー店の代表格です。
清澄白河はブルーボトルコーヒーの日本1号店ができて以来、次々に新しいコーヒーショップがオープンし、カフェ激戦区として有名になりました。
都営地下鉄大江戸線と東京メトロ半蔵門線が乗り入れる清澄白河駅のA3出口を出て、清澄通りをしばらく道沿いに歩き、左折します。
ランドマークに乏しいため、初めて訪れる際は左折箇所を地図アプリ等で確認してください。
店内に入ると、カウンターにはコーヒー豆の入ったボトルが並び、手書きの黒板には豆の名前と特長が書かれています。
その特長を見て選ぶも良し、せっかくのスペシャリティコーヒーのお店なので、店員さんに好みを伝え、オススメを聞くのも良し。
「赤ワイン風」と書かれていたDOMINICA NATURALは、本当に赤ワインの風味を感じることができました。
ケーキやサンドイッチ等のフードも提供されています。
ラストオーダーが17:30、閉店が18:00のため、日中に訪問しましょう。
店舗情報
住所:東京都江東区平野1丁目13-8
営業時間: 9:30~18:00
定休日:月曜日
ホームページ:http://arisecoffee.jp/
ザノースウェーブコーヒー(清澄白河/森下)
アライズコーヒーエンタングルと同じく、清澄白河にあるThe Northwave Coffee(ザノースウェーブコーヒー)はこじんまりとしたコーヒースタンドです。
清澄白河駅、または、都営大江戸線・都営新宿線の森下駅から歩いて6~7分程。
高橋のらくろ~ド(高橋商店街)の中にあります。
白を基調としたシンプルな内装の店内にはベンチが二つあり、狭いスペースながらも居心地の良さを感じます。
置かれたフリーペーパーなどからも、地域に根差し、地元の人から愛されているカフェという印象を受けました。
一杯一杯丁寧にドリップしてもらえるコーヒーは、Mサイズが350円とリーズナブル。
デカフェやお酒の入ったコーヒーも提供されています。
カウンターに並んだコーヒー豆は50gから購入できるので、自宅で飲み比べも可能。また、ドリップバッグも用意されています。
注目したいのは、「月夜 tuki-yo」というオリジナルブレンド。
こちらは月の満ち欠けに合わせてブレンドしているのだそうです。
オーナーの都合による臨時休業もあるため、訪ねる際には公式facebookをチェックしましょう。
https://www.facebook.com/TheNorthWaveCoffee
店舗情報
住所:東京都江東区高橋14-24
営業時間:12:00~19:00
定休日:不定休
モジョコーヒー(神楽坂)
Mojo Coffee(モジョコーヒー)は2012年にニュージーランドから上陸しました。
ニュージーランドには独自のコーヒー文化・カフェ文化が根付いており、首都ウェリントンは米CNNが選ぶ「世界8大コーヒーの街(8 of the world's best cities for coffee)」の一つとして紹介されたこともあるほど。
本国ニュージーランドでは約30店舗を展開するモジョコーヒーですが、日本には現在3店舗のみ。
第1号店の神楽坂店は、赤城神社の裏手にあります。
東京メトロ東西線神楽坂駅からは5分程度が到着の目安ですが、女性の方はもう少しかかるかもしれません。
と言うのも、勾配のきつい赤城坂を通るのため、ヒールを履いているとさくさく歩いていくのは難しいです(道に溝があるので、細いヒールは要注意)。
外観は雑居ビルの半地下ですが、扉を開けると都会的でオシャレ。
壁一面にコーヒーカップが飾られ、カウンターにはフードやマシンが並んでいます。
メニューはコーヒーのほか、紅茶やスムージーにアルコール、キッズ用のミルクなどもあり、コーヒーが飲めないお子様や家族、友人と来ても困りません。
もちろん、メインのコーヒーは種類豊富。
ブラックコーヒー、ミルク入りコーヒー、冷たいコーヒー、ドリップコーヒーとカテゴライズされており、約20種類のメニューがあります。
中でも「フラットホワイト」はモジョコーヒーならでは。
オーストラリア発祥ともニュージーランド発祥とも言われるフラットホワイトは、エスプレッソとマイクロフォームで作るドリンク。
泡が細かく、光沢があり、層に分かれていないスチームミルクをマイクロフォームと呼びます。
フラットホワイトはカフェラテやカプチーノよりも使用するミルクの量が少ないので、エスプレッソの味をしっかりと感じることができます。
普段、カフェラテやカプチーノを飲んでいる方は、ぜひ違いを楽しんでみてください。
フードもサラダやサンドイッチなどの軽食からさまざまなスイーツまで提供されているので、空腹を満たすことも、コーヒーと一緒に甘いものでほっと一息つくこともできるでしょう。
店舗情報
住所:東京都新宿区赤城元町4-11
営業時間:月~金 7:30~19:00、土日・祝 9:00~19:00
定休日:なし
ホームページ:https://mojocoffee.jp/
オンザコーナー(渋谷)
ON THE CORNER NO.8 BEAR POND(オンザコーナーナンバーエイトベアポンド)は、入口付近にあるテイクアウトの「NO.8 BEAR POND」と、アメリカのダイナーのような雰囲気のカフェレストラン「ON THE CORNER」からなるお店です。
副都心線渋谷駅を利用する場合はすぐですが、JRや東急などの渋谷駅からは地図上の距離で500mほど。人混みを考えると、10分程度はかかるでしょうか。
印象的な外観はインスタ投稿にもぴったり。
K-POP歌手・東方神起のカレンダー撮影にこちらのお店が使われたため、ファンの間では有名なようです。
店内手前にあるナンバーエイトベアポンドは、下北沢のBEAR POND ESPRESSO(ベアポンドエスプレッソ)の2号店に当たります。
ニューヨークで修業を積んだオーナーによる本格的エスプレッソが有名なコーヒーショップの支店ということで、こちらでもニューヨークスタイルの美味しいラテが楽しめます。
ガラスのジャーに入った「Latte Jar」は思わず写真に撮りたくなるビジュアルです。
食事も楽しみたい時には、イートインのオンザコーナーへ。
バーガーやサンドイッチ、ピザなどの食事からデザートまで、豊富にラインナップされています。
店舗情報
住所:東京都渋谷区渋谷1丁目17-1 美竹野村ビル
営業時間:平日 11:30~25:00、金/土・祝前日 11:30~29:00、日曜 11:30-25:00
定休日:不定休
メロウブラウンコーヒー(自由が丘/奥沢)
UCCグループが手掛けるMELLOW BROWN COFFEE(メロウブラウンコーヒー)。
国内に6店舗ある中で(2019年現在)、本店が自由が丘になります。
東急大井町線の自由が丘または目黒線の奥沢が最寄駅。
こちらの訪問が目的で出掛ける際は、奥沢駅を利用した方がわかりやすいです。
都心から向かう場合は改札を出て線路を渡り、まっすぐに行くと見つかります。
入口付近はコーヒー豆やグッズが多数販売されています。
その奥にはさまざまなタイプのテーブル席とソファー席が並び、ソファー席はついつい長居したくなる居心地の良さ。
女子会などにももってこいの雰囲気ですが、男性の一人客やおばあちゃんとお孫さんなど、客層は若い女性だけに限りません。
出典 : tabelog.com
このメロウブラウンコーヒーの一番の特長は、シングルオリジンコーヒーの淹れ方やカップの色が選べるところ。
スペシャルティコーヒーを提供しているお店はたくさんありますが、味にも影響する抽出方法まで選べるとは、なかなか珍しいのではないでしょうか。
円錐ドリップ、ステンレスフィルター、プレス、サイフォンから選択が可能です。
もちろん、ラテも充実。カプチーノやカフェラテだけでなく、オーストラリアやニュージーランドでポピュラーなフラットホワイトなども頂けます。
フードはシチューやラザニア、サラダ、サンドイッチなどもありますが、スイーツ好きにはパンケーキがオススメ!
季節限定のメニューもあるので、チェックしてみてください。
店舗情報
住所:東京都世田谷区奥沢2-12-10
営業時間:平日 08:00~21:00、土日祝 08:00~21:00
定休日:なし
ホームページ:http://www.ufs.co.jp/brand/mbc/index.html
以上、ちょっとだけ歩いて行ってみたい都内のカフェをご紹介しました。
営業時間やメニューなどは変更される可能性もあります。
最新情報はお店の公式ホームページやSNSなどでご確認ください。