コーヒーを調整するうえで一番悩むのは「この味はコーヒー豆のベストなのだろうか」というポイントです。
この悩みのBarista hustle(バリスタハッスル)流の答えを紹介しています。
”Dryness”と”Bitterness”を見極めて、スイートスポットを探す
バリスタチャンピオン Matt Margerが主催するサイト、Barista hustle(バリスタハッスル)。
このサイトでは、バリスタが日夜苦労していことに対する彼なりの答えが投稿されており、
日夜、コーヒーやエスプレッソをおいしく作るための情報提供が行われています。
今回はその中で、コーヒーのスイートスポットを探す方法について紹介したいと思います。
コーヒーを調整する方なら、「このコーヒーのスイートスポットはどこなのだろう」と
いつも悩んでいると思います。
その悩みについて、Barista hustleなりの方法を8:2の法則、パレードの法則に則って紹介しています。
彼らの方法とは
『”Dryness”と”Bitterness”を見極めて、スイートスポットを探す』という方法です。
ざっくり味を判断して、調節していこうということです。
Barista hustle流 コーヒーの調整の方法
下にフローチャートをだしていますが、まさにこのフローに従って調整していきます。
濃い目にいれて、抽出度合を調整していく
感覚的には、濃いめにいれて、それを徐々に軽くしていくというところでしょうか。
その判断軸として「DrynessとBitterness」を感じるかどうかを提示しています。
Drynessとは乾燥度/辛さみたいな感覚で、Bitternessとは苦味です。
それぞれの感覚を感じるレベルまで抽出し、コーヒーの特徴を捉え、抽出を調整していくという感じだと思います
DrynessとBitternessの度合を判断する
フローチャートの流れを文字にしてみます
①抽出してみる
②DrynessとBitternessと感じ、感じることができなければ、もっと濃くして抽出
③DrynessとBitternessを感じるレベルから抽出を弱めて、再抽出する
④今度はDrynessとBitternessを感じない(イヤなレベルでないところ)まで抽出を落とす
⑤バランスのいいコーヒーのできあがり
という流れです。
また調整方法は
抽出を強める:挽き目を細くする、抽出時間を長くする、湯量を増やす
抽出を弱める:挽き目を粗くする、抽出時間を短くする、湯量を減らす
と書いています。
湯量に関しては逆でもいいんじゃないかなと思いましたが、抽出時間の調整と合わせて苦味をどこまで出すかを湯量で調整するというものいいテクニックだと思いました。
最後に
いかがだったでしょうか?
味の調節は楽しい作業ですが、ともにゴールが見えない作業でもあります。
今回のやり方でもっと効率化してみてください!