コーヒーの抽出の良し悪しをAIで判断してくれる ”ドリップアナライザー”がすごい

ドリルドリッパーと同じタイミングで発表されたドリップアナライザーがすごいです。センサーをドリッパーにつけることで、コーヒーの濃度等計測してくれて、抽出がどうだったのか管理してくれるシステムみたいです!

これは画期的なシステムです!

ドリップアナライザーって?

サイトによると

『ドリルドリッパーに装着することで、すべての測定を自動化し、ドリップアドバイザーと連携するIoTアタッチメント『ドリップアナライザー』の開発を進めています。』
 
■ IoTアタッチメントでできるようになること
 -  ドリップ測定の全自動化。
 -  無線通信でクラウドに測定データを自動保存
 -  データからAIが学習し、自分の好みを分析

ってまじか!と思いました。
これまで手作業で記録、分析していた数値が自動で計測できることもすごいけど、AIが学習して好みを分析ってすごくないですか?

AIに学習させるためには数万サンプルは必要だと思いますが、これができたら、誰でも思い通りのドリップを再現できるかもしれません

TDSやSCAチャートまで見てくれるのか!?

(現在はβ版ですが)ドリップアドバイザーというシステムもいいと思います。

なんせ、この類のシステムでは、コーヒーの量や湯量くらいしか監視してくれませんでしたが
これはTDSを計測し、SCAスケールまで自動計算してくれるのですよ!

今はTDS計測は手作業かもしれませんが、これが自動化されるであろうドリップアナライザーは
コーヒーショップの救世主になるかもしれません。

個人的には完全に業務用のシステムだと思いました

TDSやSCAスケールをおさらい 記事
http://120to180sec.com/article/8
ここでは抽出の目安となっているSCAスケール、TDSのパラメータについて紹介します。アンダーエクストラクションのコーヒーを撲滅しましょう。 コーヒーマニアの方やプロ向けのコンテンツです。用語が難しいですので、ご了承ください。

今後AIで味を判断して、コントロールしてくれるかも

さきほども書きましたが、TDSまで評価してくれる指標は世界的にもまだないシステムです。

これが実現されれば、自分のコーヒーのバランスを視覚的に確認することもできますし、
業務用ですと、質の安定性につながると思います。

こりゃ、楽しみな技術です!

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