今回は、人気のコーヒーメーカー、メリタアロマフレッシュ(AFG622/AFT1022)の日々のメンテナンス方法について紹介していきたいと思います。アロマフレッシュに特化した書き方になっていますが、一般的な全自動コーヒーメーカーも同じですので参考にしてください。購入前の方はもちろん、購入したが、赤いランプが“気になっている”方必見です。
アロマフレッシュってなにと思っている方はこちら。
日々のメンテナンス
フィルターとポットを水洗い、乾燥だけでOK
基本的に水洗い、乾燥だけで大丈夫です。水洗いするパーツは、フィルター(コーヒーかすがある部分)、ポットだけです。
フィルター部分はその部分だけで取り出すことができるのでコーヒーかすを捨てて、さっと水洗いすればOKです。ポットはガラスでもステンレスの場合も同じで水洗いをしてひっくり返して乾燥させておけばOKです。1回使用するごとに実施する必要がありますが、所要時間1分かからないと思います。
下に定期的なメンテナンスを説明しますが、コーヒーを作るだけであれば、この水洗いと乾燥だけで十分です。
月に1度のメンテナンス
気づきずらいですが、コーヒーメーカーは使えば使うほどコーヒーの味が変わっていきます。その主な原因は、挽いたコーヒー粕が付着することと、コーヒーメーカー内部のヒーターにカルキ(水中のカルシウム成分)が固着し、熱伝導が変わってしまうことにあります。その2点を解消させるメンテナンス方法を紹介します。
コーヒーミルの下を拭き掃除
アロマフレッシュのように、ミル付のコーヒーメーカーの場合、多くが挽いたコーヒー粉が詰まることが発生します。そのつまりや飛んだコーヒー粉を清掃する必要があります。方法は簡単でふき取るだけです。
アロマフレッシュの場合は、ミルからフィルターに道?を開けることができるため、きれいに清掃することができます。開け方は、コーヒー粉ボタンを長押しになります。
欲を言えば、コーヒーの種類を変える場合は毎回清掃したいですが、1か月に1回程度の清掃でよいと思います。所要時間は落ちてきたコーヒー粕の清掃も含めて5分程度です。
内部をクエン酸洗浄
アロマフレッシュには、内部の清掃時期を占めるランプが内蔵されており、これが赤いランプの正体です。現在使用されている皆さん、赤いランプをつけっぱなしで使用していないですか?(笑)
もちろん清掃をしなくてもコーヒーを作ることはできます。しかし、皆さんが感じている以上にコーヒーの味は変わっています。清掃を怠っているとヒーターの周りに白いカルキ(水中のカルシウム成分)が固着します。その結果、ヒーターが本来の熱量、速度で水を温めることができなくなり、本来とは違う味になってしまいます。「そんな繊細な舌じゃないから関係ないよ!」と思っている方、だまされたと思って清掃してください。びっくりするくらいすっきりしたコーヒーになるはずです。清掃を怠っているとぼやけたコーヒーになります。
製造の方法は簡単、最大水量分のクエン酸溶液を作って、清掃ボタンを押すだけです。クエン酸溶液は、適当な濃度で構いません(清掃用途で使用する濃度を同じで効果あります)
清掃ボタンによる内部洗浄に40分。その後2回ほどクエン酸を除去するためのから回しに10分×2回。計60分ほどで完了です。清掃中、から回し中は勝手にコーヒーメーカーが動いていますので、実際手を動かすのは、10分程度です。
赤いランプは40回前後の使用で、点灯するようです。1か月に1回程度メンテナンスをして美味しいコーヒーを飲みましょう。
もちろん純正のクエン酸も販売していますが、100均のクエン酸でも問題ないです。
汚れが気になったら、行うこと
汚れが気になるけど、清掃方法がわからない!ということありますよね。そんな部分の清掃方法を紹介していきたいと思います。
ポットのコーヒーしぶ
特にステンレスポットのコーヒーしぶは気になりますよね。コーヒーしぶもコーヒー酸化の原因になりますので、定期的に洗浄しましょう。
コーヒーしぶには、ハイター洗浄がおすすめです。一発できれいにすることができます。
注意点としてはしっかりすすぎを行ってください。おすすめとしてはよく水ですすぎを行った後に、お湯でもすすぎを行ってください。
コーヒーを入れる場所(ホッパー)の油汚れ
コーヒーを入れる場所、ホッパーも汚れが気になる部分です。コーヒーについている油成分がホッパーの付着することで発生します。この油は酸化し、後から追加したコーヒー豆にも付着してしまうと、味が変わってしまいますので、気になる場合は豆に洗浄しましょう。
その方法は布でふき取ることがまず初めの方法になります。ウエットティッシュや温めたタオル等でふき取ってください。ウェットティッシュットが最もよく取れると思います。頑固な汚れの場合は、非公式ですが、食品用洗剤で落とすこともできます。要は油汚れのため、油汚れに強い洗剤を使用してください。ただし、洗剤を使用した場合は、洗剤を完全に除去できるまでふき取り、すすぎを繰り返してください。
最後に、日々のメンテナンスについて
今回紹介したメンテナンス方法は、基本的なものは1分でできます。また定期的に行うものも、実質稼働は10分程度です。簡単にメンテナンスできますので、しっかり清掃して、おいしいコーヒーライフをエンジョイしてください。