ネスカフェバリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソ
コーヒー会社ネスレから販売されているコーヒーメーカーですが、違いが今ひとつ分かりませんよね。
実はそれぞれ特徴が全く違うんです。
リーズナブルに飲めるバリスタ、コーヒー以外のドリンクも楽しめるドルチェグスト、
より本格的なコーヒーが飲めるネスプレッソ。
各コーヒーメーカーの詳しい特徴から、メリット・デメリット、あなたにおすすめのコーヒーメーカーまで紹介していきます。
ネスレのコーヒーメーカー3種類「ネスカフェバリスタ・ドルチェグスト・ネスプレッソ」の違い
【ネスカフェバリスタ】
バリスタはいわゆるインスタントコーヒーです。
専用カートリッジからコーヒーをホルダーに充填し使用します。
コーヒー系のドリンクしか抽出できませんが一杯あたりのコストから、本体価格も一番リーズナブルです。
【ドルチェグスト】
ドルチェグストは専用カプセルを使います。
唯一コーヒーメニュー以外に抹茶やティー淹れられるのもドルチェグストの特徴です。
【ネスプレッソ】
ドルチェグストと同じく専用カプセルが必要です。
コーヒーメニューしかありませんが、種類はかなり豊富です。
プロが淹れたような本格的なコーヒーが楽しめます。
ネスカフェバリスタの特徴とメリット・デメリット
バリスタは「バリスタ」「バリスタアイ」「バリスタ50」「バリスタシンプル」など数種類のモデルがあります。
定番の「バリスタ」の機能はそのままにBluetoothが備わったのが「バリスタアイ」。
アプリと連携することができ、自動抽出やアラーム機能を使うことができます。
「バリスタ50」はバリスタの50周年記念モデルです。
メニューボタンが大きくなり、クリーニングボタンも追加されました。
長く使うために定期的な湯垢洗浄が推奨されていますが、ちょっと面倒だっその作業がボタン1つで完了できます。
「バリスタシンプル」はその名の通り、使い方がとってもシンプル!
電源を入れて左右のレバーを引くだけで抽出が開始されます。
特徴① 一杯あたりがリーズナブル
定番のゴールドブレンドは一杯約20円程で飲むことができるので、1日2杯飲んだとしても40円×30日で月1,200円です。
同じ条件で一本120円の缶コーヒーを買っていたとするならば、1日240円、月に7,200円なので6,000円もお得!
特徴② お手軽に抽出
一度コーヒー粉を充填しておけば無くなるまでそのままでいいのが嬉しいところ。
簡単なボタン操作でコーヒを淹れることができます。
特徴③ 詰め替えが手に入りやすい
専用カートリッジは比較的どこのスーパーにも置いてあるので、普段の買い物で一緒に購入できてとてもお手軽。
また、専用カートリッジは紙製なので潰してコンパクトに捨てることができます。
特徴④ アプリと連携することで色々な機能が使える物も
バリスタアイ、バリスタ50にはBluetooth機能が搭載されているので、アプリと連携することでより便利な使い方ができます。
・メニューのカスタマイズ
コーヒーの濃さや泡立ちが調整できます。
設定を登録しておけば職場のバリスタアイでも同じコーヒーを淹れることができます。
・設定した時間に抽出してくれる
起床時間に合わせて設定しておけば毎日淹れたてのコーヒーを楽しめます。
通常はマシンが温まるまで抽出を待つ必要がありますが、その必要もありません。
・貯まったポイントでプレゼントと交換できる
コーヒーを淹れるたびに10ポイントが貯まります。
キッチングッズから食器や文房具までさまざまなプレゼントがあるので、選ぶのも楽しいです。
バリスタのメリット・デメリット
【メリット】
・一杯あたりが安い
・マシンが比較的安い
・アプリでコーヒーを淹れられる
・コーヒーが入手しやすい
【デメリット】
・掃除の手間がかかる
・充填した分を飲みきるまで他のコーヒーが淹れられない
・ドリンクの種類が少ない
バリスタ シンプルについて詳しく説明している記事です。併せてみてください!
ドルチェグストの特徴とメリット・デメリット
ドルチェグストにもさまざまなラインナップがあります。
「ジュニオアイ」は人気ナンバーワンのジュニオシリーズに、バリスタアイと同じくBluetooth機能が追加されました。
シンプルなデザインで場所もとりません。
新登場の「エスペルタ」は通常の抽出機能プラス、よりコーヒー豆の味を強く楽しめる
エスプレッソブースト、時間をかけた抽出で香り高いコーヒーになるハンドドリップモードが備わっています。
「エクリプス」は日蝕を表現したという斬新なデザイン。
タッチパネルで抽出量を操作できます。
特徴① 豊富なドリンクメニュー
ブラックコーヒーだけで10種類、ラテ・カプチーノで8種類、さらに抹茶、ティー、ココアなどもあります。
カプセルは一回使いきりなので毎回違うドリンクを淹れることができます。
また本格高圧抽出でクレマ(濃密な泡の層)を作るため、お店で淹れたかのようなドリンクが味わえます。
また、ネスプレッソはネスプレッソ専門店かメーカー通販でしかカプセルが手に入りませんが、ドルチェグストはスーパーなどで手軽に買うことができます。
特徴② お手入れが簡単
バリスタは細かな抽出部品を毎日お手入れすることが推奨されていたり、コーヒー粉が付着した部分を拭いたりと手間がかかります。
しかしドルチェグストは、カートリッジと給水タンク、トレーだけで済むのでとってもカンタン!
毎日のお手入れを簡単に済ませることができるのは大きなメリットです。
特徴③ カプセルだけで全ドリンクが楽しめる
バリスタでラテやカプチーノを淹れようと思ったら、先にカップにブライト(ミルクパウダー)を入れておく必要があります。
しかしドルチェグストは、カフェオレであれば1つのカプセルで、ラテやカプチーノは2つのカプセルを続けて抽出するだけでオッケー。
コーヒーカプセルとミルクカプセルがセットで販売されているので、「ミルクがなくてラテが淹れられない!」と言うこともありません。
ドルチェグストのメリット・デメリット
【メリット】
・多様なドリンクが作れる
・お手入れが簡単
・カプセルだけで全ドリンクが楽しめる
・カプセルが入手しやすい
【デメリット】
・使用済みカプセルにお湯が残るため水気を切って捨てる手間がある
・給水タンクが洗いにくい
ネスプレッソの特徴とメリット・デメリット
特徴① 約28種類の本格的なコーヒーが楽しめる
ネスプレッソの最大の特徴はこだわり抜いたコーヒーです。
厳選された生産地から豆を集め、エキスパートによって個性を引き出されています。
定番の「マスターオリジンシリーズ」では世界各国で収穫したコーヒーを楽しめたり、キャラメルやチョコのフレーバーが楽しめるシリーズもあります。
特徴② エアロチーノ(ミルク加熱泡立て器)でフワフワなラテが楽しめる
エアロチーノに牛乳を入れて数分待つだけでフワフワクリーミーなフォームミルクが出来上がります。
コーヒーにのせればお店にも負けない本格ドリンクの完成です。
Nespresso ネスプレッソ エアロチーノ ブラック 3594/JP/BK 日本正規品
ネスプレッソのメリット・デメリット
【メリット】
・さまざまな本格的なコーヒーが楽しめる
・アレンジレシピがたくさん載っている
・密封性の良いカプセルによって鮮度が保たれている
【デメリット】
・他に比べてマシンがやや高額
・ミルク系を楽しみたいなら別売りのミルクフォーマーが必要
・専門店か通販でないとカプセルが買えない
ネスプレッソのカプセルといえば、「マスターオリジン」です。
ネスプレッソがマシンやカプセルをリニューアル。私がお勧めしたいのが「マスターオリジン」のエチオピア。モカの甘さと酸味がすごくいい感じ。さらにLohacoでも買えるよう…
あなたにおすすめのコーヒーメーカーは
コーヒーメーカーにお金をかけたくない方はバリスタがおすすめ
・コーヒーメーカーにお金をかけたくない
・リーズナブルにコーヒーを飲みたい
・自分好みのコーヒーを淹れたい
特にバリスタアイはアプリで抽出量を設定できたり、指定の時間に抽出できるのがポイントです。
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタアイ レッド SPM9635-R
色々なドリンクが飲みたい方はドルチェグストがおすすめ
・毎回違ったドリンクを飲みたい
・お手入れに手間をかけたくない
・ラテを飲みたい時にミルクがなかった
バリスタに比べて金額は上がりますが、多彩なドリンクが飲めるので家族がいる方にもおすすめです。
ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ アイ チェリーレッド+カプセル 3箱セット
本格的なコーヒーが飲みたい方はネスプレッソがおすすめ
・お店で飲むようなコーヒーが飲みたい
・コーヒーにこだわりがある
・ブラックコーヒーが好き
エッセンサミニはネスプレッソ史上、最小・最軽量のコーヒーメーカーです。
しかしながら本格的なエスプレッソを楽しめることは間違いありません。
ネスプレッソ エスプレッソマシーン エッセンサ ミニ ピュアホワイト D30WH
最後に
いかがでしたか?
自分にぴったりなコーヒーメーカーは見つかりましたでしょうか。
それぞれメリット・デメリットがありますが、「何を優先させるか」で選ぶものは変わってくるでしょう。
自分に合ったコーヒーメーカーで素敵なコーヒーライフを送ってくださいね。