アウトドアコーヒー初心者にすすめたい、キャンプ・アウトドア用コーヒーグッズ徹底紹介

アウトドアで美味しいドリップコーヒーを楽しむには、ドリッパー、ケトル、バーナー、フィルターなどが必要です。しかし意外と重量もありかさばってしまします。今回はそんなお悩みを解消できる、コンパクトで軽量化された商品を紹介します。
さらに簡単に淹れる方法を知りたい方も必見です。

アウトドアで美味しく楽しくコーヒーを飲む道具、3種類

出典 : pixabay.com

①ドリッパー

ドリッパーとは、コーヒー粉からコーヒーを抽出する時に使う道具です。
円すい型や台形などがありますが形状的にどうしてもかさばってしまいます。

そこでお勧めしたいのが、かさばりにくい折り畳み式のドリッパーです。

スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー

アウトドアブランドで有名なスノーピークからは、人気商品である焚火台(火を起こすための台)の形をしたドリッパーが販売されています。

家でもアウトドア気分を味わいたい方に人気で、デザインだけでなく薄く畳めるコンパクトさや、140gという軽さも魅力的です。
マグカップに乗せても中が見えるため抽出量が一目でわかります。

スノーピーク(snow peak) フォールディングコーヒードリッパー「焚火台型」 CS-113

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ユニフレーム コーヒーバネット

このドリッパーは本体がバネのように伸縮し折り畳むことができます。

簡易的に見えますが台座が4つ付いているため安定感もあります。
ワイヤー製なので、通常のドリッパーと違い壁ができず自由にコーヒー豆が膨らみます。
そうすることで余分なガスが抜け雑味のないコーヒー豆本来の旨味が味わえます。

専用ケースも付いているので持ち運びも楽チンです。

ユニフレーム UNIFLAME コーヒーバネット cute(キュート) 664025

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キッカーランド ブラスコラプシブルコーヒードリッパー

キッカーランドのドリッパーは何と言ってもデザイン製が素晴らしいです。

ギミック式に広がる操作感、幾何学模様のようなハイセンスなデザイン。
色もシルバーとゴールドがあり、ゴールドはアンティークのような高級感があります。
もちろん実用性も申し分ありません。

今話題のグランピングなど、オシャレにキャンプを楽しみたい方にもおススメです。

KIKKERLAND Brass Collapsible Coffee Dripper ブラスコラプシブルコーヒードリッパー CU170

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番外編

「実用性もだけど見た目も優先したい!」という方に。

HARIO(ハリオ)のV60シリーズはとにかくハイセンス。
樹脂製から有田焼、金属製やガラス製まであります。

特徴的な円すい型にも理由があり、この形にすることによって粉の層が厚くなります。
お湯の流れも中心に向かうのでより長くコーヒー粉に触れ、成分をしっかり抽出できます。

淹れ方によって自分好みのコーヒーを淹れやすいのもオススメポイントです。

樹脂製はとても安価で扱いやすいです。
中がクリアに見えるので抽出の様子が楽しめます。
 

HARIO (ハリオ) V60 01 透過 コーヒードリッパー クリア コーヒードリップ 1~2杯用 VD-01T

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金属製は無骨になりがちですがこの銅製のドリッパーはとても上品です。

流れる様な模様に華奢な取っ手。
使うほどに自分だけの味わいが出てくるのもポイントです。

Hario V60 ドリッパー02 銅 12ピース

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②コーヒープレス

出典 : www.amazon.co.jp

コーヒープレスは19世紀にフランスで生まれた道具で、日本では紅茶を淹れるために使用するお店が多いです。
これは上で紹介したドリッパーを使った抽出法とは全く異なります。

フレンチプレスの淹れ方は非常に簡単です。基本的にはコーヒーとお湯を一緒に入れ、4分待つだけで完成します。 道具としてもフレンチプレスだけあればできるため、アウトドア用として向いています。

また、ハンドドリップと比較すると、初心者の方でも安定した味に仕上げやすいです。

実はコーヒー豆からはオイルが出ていますが、ドリップではフィルターが吸収しています。
コーヒープレスではそのオイルまで丸ごと味わえるため、コーヒーそのものの香りや風味が楽しめます

よくガラス製のものを目にしますがアウトドア向きにステンレスの物ももちろんあります。

スノーピーク チタンカフェプレス

スノーピークからは直火対応の商品が出ています

プレスに水を入れて加熱し、沸いたらコーヒー粉を入れます。
あとは同じように蒸らしてプランジャーを下げれば完成です。

お湯を沸かす道具が必要ないのでコーヒーセットを軽量化できます。
この商品自体が200gという軽さであり、取っ手が折りたためてかさばらないのも魅力的です。
ミルクフォーマーもあるので気軽にカフェラテ風にもできます。

スノーピーク(snow peak) チタンカフェプレス3カップ CS111

Amazon楽天市場スノーピーク(snow peak) チタン ミルクフォーマー CS-112

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③エアロプレス コーヒーメーカー

出典 : images-na.ssl-images-amazon.com

こちらは空気の圧力を利用した新しいコーヒープレスです。
通常のコーヒープレス自体、数分の蒸らし時間で抽出できますが、エアロプレスは蒸らしの工程がありません。
しかし濃厚なコーヒーが出来上がるのでお湯で薄めたりミルクを加えたりアレンジが自在です。
また、ペーパーフィルターを通すことでオイルが抑えられ、フレンチプレスに比べてスッキリと飲むことができます。

フレンチプレスはどうしてもコーヒー豆の粉(微粉)が出てしまいそれが苦手な方もいるでしょう。
エアロプレスのフィルターは金属製もあり、その微粉を抑えつつオイルのコクを楽しめます。

エアロプレス コーヒーメーカー

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エアロプレスの美味しい淹れ方はこちらから

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番外編

ル・クルーゼは陶器の暖かみがあるキッチン用品で有名なブランド。

一回で8杯分も抽出できるので大人数のキャンプでも手間がかかりません。
少々お値段は上がりますがが素敵なコーヒータイムになること間違いなしです

ルクルーゼ コーヒー プレス フラワーレリーフ 800ml 910282-00-431

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コーヒーを楽しむためにマストアイテム

マグカップ

これがなくてはコーヒーを飲むことはできません。

紙コップなどもいいですが、風で飛ばされることも多々あります。
せっかくの非日常をより楽しむためにマグカップにもこだわってみませんか?

スノーピーク チタンマグカップ

やはりアウトドアといえばこの無骨さ溢れるスノーピークのマグカップ。
不動の人気N o.1がチタンシングルマグです。

チタンは熱伝導率が低いため熱い飲み物でも飲み口は熱くなりにくいです。
サイズも220ml、300ml、450ml、600mlの4種類あります。

温かいものを少しづつ、キンキンに冷えたものをゴクゴクとなど、飲み物によって使い分けるのも良いかもせれませんね。
コーヒープレス同様取っ手は折りたたむことができるので収納にも困りません。

スノーピーク(snow peak) チタン シングルマグ 300 [容量300ml] MG-142

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2重構造になったダブルマグという商品もあり、より温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま飲むことができます。
飲み口もシングルに比べてまっすぐで口当たりがスムーズです。

スノーピーク(snow peak) チタン ダブルマグ 300 [容量300ml] フォールディングハンドル MG-052FHR

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ユニフレーム スタッキングマグ

ユニフレームのマグカップもチタン性で、何よりスタッキング(積み重ね)しやすい。

スタッキングできるマグカップは色々とありますが、すっぽりと収まるものは多くありません。
内容量は350mlでありながら65gと軽量です。
ツヤなしの質感がアウトドアにぴったりですね。

ユニフレーム (UNIFLAME) スタッキングマグ350チタン 666104

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蓋つきマグカップ

こちらのマグは蓋つきで、スライドで飲み口が開閉出来ます。
真空断熱構造であるうえ蓋が付くことにより保温保冷性に優れています。

サイズは240mlと330mlの2パターン。
見た目はホーローにみえますが、実際はステンレス製なので衝撃にも強いです

アウトドアではコップに灰や虫が入ることが多々あるので、蓋つきマグカップを視野に入れるのもいいかもしれません。

アスベル 真空断熱マグカップ MG-T330 ホワイト

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バーナー

手軽にお湯を沸かすためにはバーナーが必要不可欠です。

バーナーの燃料には「LPガス」と「ホワイトガソリン」の2種類がありますが、
より便利で手軽なLPガスを使った商品を紹介します。

プリムス ウルトラバーナー

携帯性がよく116gと軽量で、手のひらサイズに畳めるコンパクトなボディですが、圧倒的なパワーをもちます。(ガスカートリッジは別売り)

安定性のある4本のゴトク(ケトルなどを置く所)は防風性能に優れ、延長ができるので大きめの物も乗せられます。

PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

Amazon楽天市場PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ハイパワーガス(小) IP-250T [HTRC 2.1]

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ソト マイクロレギュレーターストーブ

こちらは風の強い場所でも火が消えにくく、寒冷地でも安定した火力を発揮します。

また工具無しでゴトクが着脱できるので、調理重視の時は別売りの4本ゴトク、軽量化したい時は備え付けのゴトク、という風に使い分けができます。

ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 キャンプストーブ

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スノーピーク ギガパワーストーブ

「とにかく軽くしたい!」という方にはこちら。

胸ポケットに入るサイズを求めて作られた、スノーピーク初の燃焼器具です。
驚くほど小さく、コーヒーを淹れる程度であれば充分でしょう。

しかし防風性能は心もとないため風の当たりにくいところで使うほうがよさそうです。

スノーピーク(snow peak) ギガパワーストーブ“地

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ペーパーフィルター

ドリッパーを使う際にはフィルターも必要です。
布製もしくは紙製が一般的ですが、アウトドアで使うにはコーヒー粉ごと捨てられる紙製がいいでしょう。

フィルターにも様々な形があるのでドリッパーによって使い分けます。
また、薄いとお湯の通りが早すぎて美味しさが引き出せないため、しっかり厚さがあるかを確認しましょう。

・扇型
ペーパーフィルターと言えばこの形を思い浮かべるでしょう。
台形は抽出時間が長くなり、苦味が強調されたしっかりした味になります。
コンビニやスーパーでも手に入りやすいです。
キッカーランドのドリッパーにはこの形を使用しましょう。

・円すい型
上記で紹介したHARIOにはこちらを使用しましょう。
お湯を注ぐ速さを変えることで好みの味に調整できます。

V60用 ペーパーフィルター

ドリッパーとメーカーを揃えることでより美味しコーヒーを淹れることが出来ます。
コーヒーの味にこだわりたいなら漂白されているものがいいでしょう。
漂白によって紙独特の匂い成分が取り除かれています。

HARIO (ハリオ) V60用 ペーパーフィルター 02W 1~4杯用 100枚入り ホワイト VCF-02-100W

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無漂白フィルター

環境に気を使っている方には無漂白のコーヒーフィルターがおすすめです。
匂いが気になる場合は、ドリッパーにセットしコーヒー粉を入れる前の状態でお湯をかけると和らぐようです。

 

メリタ コーヒーフィルター エコブラウン PA1×2G NB 2~4杯用 FSCミックス 100枚×3個セット

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ケトル

最後に紹介する道具はケトルです。

ドリップコーヒーでは、少しずつお湯を注いで淹れるため、注ぐ量が調節しやすいものを選びましょう。

 

スノーピーク ケトルN o1

ケトルにも鍋にもなる汎用性の高い商品。
美味しいコーヒーを淹れたいけどあまり持ち物を増やしたくないと言う人におすすめです。
スノーピーク製ですが比較的安価で手が出しやすいのも嬉しい所です。
コツを掴めば充分コーヒー用としても使えます。

スノーピーク(snow peak) ケトルNo1 CS-068

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コールマン パッカアウェイケトル

やかんタイプのケトルは、接地面が広いため素早くお湯を沸かせます。

また、最後まで傾けても蓋が外れないようになっているのでドリップするにも最適です。
注ぎ口も斜めカットになっているので少しずつ注ぎやすくなっています。

コールマン パッカアウェイケトル/0.6L 2000010532

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月兎印 スリムポット

ル・クルーゼのコーヒープレスにぜひ合わせたいのが月兎印のスリムポットです。
つるっとしたホーロー製のポットは直火にかけられるためキャンプでも最適。
カラーバリエーションも豊富でサイズも700ml(8分目560ml)、1200ml(8分目960ml)の2種類あります。

月兎印 スリムポット 1.2L ホワイト

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コーヒー豆を選ぶポイント

コーヒーの形状を選ぶ

コーヒーを買う際には豆のままか挽いた状態かを選ぶ必要があります。

自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。
 

・豆で買う

自分で挽くので毎回挽きたての香りが楽しめる。

アウトドア用の場合は、手挽きのミルが必要になります。

 

・粉で買う

すぐにコーヒーを淹れることができる。

コーヒーの風味が逃げてしまう場合がある。

手挽きコーヒーミルの選び方はこちらから

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産地で選ぶ

コーヒープレスはコーヒー豆本来の味をダイレクトに感じられるものなので、ブレンドではなくストレート(一種類の豆)で飲むのがおすすめです。

よくブラジルやブルーマウンテンなどの名前を聞いたことがあると思いますが、これは生産された国やエリアの名前が付けられています。

そのなかでも、同じ産地、同じ品種を使ったコーヒーをシングルオリジンと言います。
より味の違いがはっきりし、自分好みのコーヒーを見つけることが出来ます。

ブルーマウンテン

名前の通りブルーマウンテン山脈付近で取れる豆です。
コーヒーの王様と言われ、酸味や苦味、コクや香りなど全てのバランスが取れています。

bears coffee コーヒー豆ブルーマウンテンNO.1 (豆のまま) 200g プレミアムコーヒー

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モカ

独特の甘酸っぱさだけでなく甘みとコクがあります。
苦味も強くないので酸味を楽しみたい方におすすめです。

【コーヒー豆】【スペシャルティコーヒー】業務用 エチオピア・モカ・イルガチェフェG-2/1kg(500g×2) (豆のまま)

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ブラジル

コーヒー豆の基本の味でありバランスがいい。
色々なブレンドのベースになる。

自家焙煎 コーヒー豆 オーガニック – ヘルシーで美味しい – ブラジル by Tokyo Coffee (豆のまま 200g (オススメ))

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最後に

出典 : pixabay.com

外で飲むコーヒーはそれだけで非日常を味わえます。
アウトドア用品を使えばなおさらですね。

焚き火を眺めながら、朝の清々しい空気を感じながら、ちょっと手間をかけたコーヒーを飲んでみませんか?

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