2017年のドリップコーヒー世界選手権(WBrC)の参加選手6人分のコーヒーレシピを紹介します。
コーヒーのおいしいさのコツは、コーヒーと水のバランスです。なのでこのレシピを真似すれば、世界一のコーヒーが作れるかもですよ!
まずは、復習。
コーヒーをおいしくコツはこちらから
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コーヒーを淹れる、一口に言ってもいろんな淹れ方があります。それぞれにいろんなコツがあり、「コーヒーって難しい!」と思ったことがありませんか? 実は、コーヒー抽出に重要な項目は数点しかないことをご存知ですか?そのポイントさせ押さえていれば、あなたもコーヒーを語れますよ!
ドリップコーヒーのいれ方はこちらから
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大まかなコーヒーのいれ方は、コーヒーを蒸らしてお湯を入れるだけなのですが、使う器具によって特徴や注意点が違います。 代表的なドリッパーに関して説明していきます。 今回はドリップコーヒーの元祖、メリタ式です。
世界選手権、ファイナリストのレシピ!
①Sam Corra, ONA Coffee, Australia
ドリッパー: Hario V60
コーヒー: Whole Cherry Carbonic Wash Processed Green-tip Geisha from Finca Deborah in Panama
コーヒーの量: 20g (粗目)
注ぎ方: 300mL のお湯を5回に分けて抽出、合計2分40秒の抽出時間
②Stathis Koremtas, Taf Coffee, Greece
ドリッパー: Hario V60
コーヒー: Natural Processed Ninety Plus Panama Geisha
コーヒーの量: 15g
注ぎ方: 92°Cのお湯を250mL。初めに30秒の蒸らしをいれる
③Constantin Hoppenz, Bonanza Coffee, Germany
ドリッパー: V60-like glass brewer
コーヒー: Washed SL-28 and SL-34 from Kirinyaga, Kenya
コーヒーの量: 14g coffee
注ぎ方: 90°Cのお湯を230mL。30mLのお湯で30秒蒸らしを置き、合計5分の抽出時間
④Chad Wang, Jascaffe China, Taiwan
ドリッパー: Ceramic Hario V60
コーヒー: Natural Processed Ninety Plus Panama Geisha
コーヒーの量: 15g
注ぎ方: 92°Cのお湯を250mL。蒸らしは30秒。蒸らし後、残りのお湯を回し注ぎでなく、中心に注ぐ。 合計の抽出時間は2分程度。
⑤Petra Strelecka, Industra Coffee, Czech Republic
ドリッパー: Plastic Hario V60
コーヒー: 70/30 blend of Ninety Plus Hot-Fermented Lotus Geisha and Honey-Processed Juliet Geisha
コーヒーの量: 14.8g
注ぎ方: 95°Cのお湯を250mL。50gのお湯を30秒ずつに注ぐ。
⑥Michael Manhart, Independent, Austria
ドリッパー: カリタのウェーブフィルターを改造したセラミックドリッパー
コーヒー: Natural Processed Nyasaland Variety Uganda
コーヒーの量: 16g (粗目)
注ぎ方: 94°Cのお湯を250mL。全体の抽出時間は2分以内
最後に
レシピを見ていただくとわかりますが、各選手、バリスタでレシピは全く違います。
それぞれのコーヒーに合わせて最適なレシピは違ってきますし、表現したい味わいが変わってきます。
この味の探求こそがコーヒーの楽しみだと思います。
ぜひ、いろんなコーヒーで自分で最高のコーヒーを作ってみてください。