いろんな方に合わせた、いろんなコーヒーの資格があります。今回はそれぞれの目標に合わせたコーヒーに関する資格を紹介します。
プロじゃないけどもっとコーヒーを学びたい
SCAJコーヒーマイスターがおすすめ
http://scaj.org/meister/about-meister
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会の公式Webサイトです。
仕事ではないけど、コーヒー好きでもっと知識を深めたいという方にお勧めなのが、SCAJのコーヒーマイスターです。
『日本スペシャルティコーヒー協会が主催する「コーヒーマイスター養成講座」を修了し、認定試験に合格すると、コーヒーマイスターとして認定されます。』
とありますが、基本的に本気のテストはなく、講習後の確認テストで資格を取ることができます。
SCAJという組織は、おいしいコーヒーを探求するための組織ですので、まずはコーヒーを楽しむという意味でもこの資格から始めるのがいいかもしれません。
コーヒー販売員として、全般的な知識を習得したい
コーヒーインストラクター
https://kentei.jcqa.org/
「コーヒーインストラクター検定」は、業界・所属企業等を問わず、一般の方も含め、コーヒーを愛飲されているすべての方々を対象とした資格です。「全日本コーヒー商工組合連合会」の傘下組織である「全日本コーヒー検定委員会」が運営・管理を行っています。
全日本コーヒー商工組合連合会が主催している、コーヒーインストラクターという資格です。
レベルとしては2級、1級があります。
概念としてはコーヒーにかかわる知識は広く浅く知り、コーヒーを広めようという感じです。
2級の合格率は80%近いですが、内容はそんなに簡単ではないです。
コーヒーショップの方や、コーヒー関連の仕事に従事している方向けの資格ですね。
最近より一般向けの3級という資格もできました。
バリスタとしての技能を習得したい
JBAの資格やカフェの専門学校が一般的
http://www.jba-barista.org/courses.html
JBA 日本バリスタ協会 一般社団法人 日本バリスタ協会(JBA)は、 高品質なコーヒー、その他関連商品及びサービスを市場に提供できる『バリスタ』の資質の向上を目指し、加えて業界の振興にも貢献することを目的として設立されました。 『バリスタ』に求められる幅広い総合力の習得を可能にして、我が国 …
知識ではなく、コーヒーやエスプレッソ、カプチーノを入れるための技能を学びたいという方にはJBAの資格をお勧めします。
JBAバリスタライセンスはレベル1、2、3とあり、それぞれでエスプレッソ、ミルクビバレッジの抽出技能を習得することができます。
特にカフェの店頭に立つために必要な資格というわけではないですが、一般的な知識、技能をもっている証明にはなると思います。
また最近ではカフェ関連の知識を学ぶ、専門学校の数も増えていきました。
学校という選択肢もありですね。
さらにいうと最もおすすめする道は、一流のコーヒーショップで修業することです。
競技会で何回も勝っている、小川珈琲や丸山珈琲にいきなり入ることが一番の近道かもしれません。
コーヒーの味に関して鑑定できるようになりたい
鑑定士やクラシフィカドールという最上位資格
出典 : www.geocities.jp
コーヒー関連の資格で最も最上位にあるのは、鑑定士です。
特にブラジルコーヒー組合が発行している、クラシフィカドールという資格は世界でも最上位の資格になります。
コーヒーに関する知識はもちろんのこと、利きコーヒーができ、自分でブランドを配合できる、責任者的な資格です。
クラシフィカドールはブラジルコーヒーに特化しか資格なのですが、実際は世界各国のコーヒーを鑑定することができます。
夢はクラシフィカドールですが、若いうちから目指さないと厳しい資格らしく、難易度もマックスです。
最後に
さまざまな資格を紹介してきましたが、
重要なことはコーヒーを仕事にするために必要な資格はないということです。
みなさん自己研鑽のために資格を取得しているケースが多いと思います。
資格だけでなく、競技会に参加したりすることで、もっとコーヒーを楽しみましょう!