無印良品から一人用コーヒーメーカーが発売されました。コンパクトでかわいいコーヒーメーカーです。機能とその実力を紹介します。
無印良品の一人用コーヒーメーカー、MJ‐SCM1
無印良品のコーヒーメーカーといえば、ミル付きの全自動コーヒーメーカーが有名ですが、
今回コーヒーの粉からコーヒーをいれることができるタイプのコーヒーメーカーが発売されました。
しかも一人用のコーヒーメーカーです。
一人用のコーヒーメーカーって案外少ないんですよね。
今回のコーヒーメーカーはそんな小さめなコーヒーメーカーを探していた方にピッタリのコーヒーメーカーですよ。
コーヒ―メーカーとしての機能は?
200mL分のコーヒーが淹れれて、保温機能はなし
さてさて、コーヒーメーカーの性能ですが、
作ることができるコーヒーの量は、200mL。普通のコーヒーメーカーで言うところの、1.5杯分といったところです。
マグカップでちょうどいいくらいだと思います。
基本的な性能ですが、ミルはついておらず、コーヒーが挽かれた粉の状態でコーひーを作れるタイプです。
また保温機能はなく、いれたらすぐに飲まなくてなりません。
その保温機能を補完する機能としてついているグラスがダブルウォールタイプになっています。
抽出部はメッシュフィルタータイプ
コーヒーの抽出はメッシュフィルターで行われます。
メッシュフィルターで抽出すると、コーヒー本来の油等々がダイレクトに抽出されます。
コーヒーのコクや、甘味が感じやすいコーヒーになると思います。
各部取り外し可能で、洗浄も可能
そしてうれしい機能は、多くのパーツが取り外しできるポイントです。
水を入れるためのタンクはもちろん、一緒に抽出部のメッシュフィルターも取れます。
またお湯が出てくる部分も簡単に外すことができ、洗えます。
コーヒーメーカーの場合、フィルター部分とカップの部分以外は水しか使用しないため
そんなに汚れることがありませんが、洗える安心感はありますよね。
気になるポイントは?
ダブルウォールグラスでコーヒーを受けるのは新しい!
先ほど言いましたが、ダブルウォールのグラスで受けるコーヒーメーカーは見たことがありません。かっこいいですし、アイスもホットもおしゃれなことは間違いないです。
問題は2点だけ。
① しずくがもれて周りが汚れる
② コーヒーがぬるくなりやすい
①のしずく漏れについては抽出中の問題です。
普通は弁のようなものがついていてそれをによってポタポタ落ちることを防いでいるのですが、このコーヒーメーカーにはそのような機能がありません。
②はそもそもコーヒーがぬるいことから、ダブルウォールグラスでも、すぐにぬるいと感じてしまうかもといったところです。
もっと詳しく説明します。
メッシュフィルターはコーヒーの味に大きな影響を与える
メッシュフィルターはコクを強くします。
それは紙で濾すわけではないため、カップにコーヒーが直接入ってしまうことがあります。
メッシュフィルターは紙を使わないからエコだという意見もありますが、
実際は紙を使ったほうがすっきりとした味わいになり、
多くの方が紙の味のほうがおいしいというケースは多いと思います。
コーヒーはおいしいのか?
メッシュフィルターということもありますし、小容量ということも味に大きく影響します。
お湯が少ないと、コーヒーの温度が低くなりがちです。
その理由はコーヒーにそそぐお湯の温度が低くなりがちなためです。
コーヒーに使用するヒーターは85~90度前後で沸くように設計されています。
しかしはじめの数分間は、これ以下の温度で出ることがあります。
そのため最終的なコーヒーの温度が下がります。
温度が低いと、飲み口がぬるいと感じるだけでなく、コーヒーの抽出もうまくいきません。
おいしいコーヒーにはならないと思われます
最後に買うべきか、否か
コーヒーについて、その他のコーヒーメーカーのほうがおいしいコーヒーができることは間違いないです。
ですが、デザイン性やサイズは魅力的です。
またその他の無印の家電とのデザインを合わせるという観点はいいかもしれませんね!
無印良品のサイトへはこちらから
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4550182114409
設置面積が少なく、省スペースで使用できるコーヒーメーカーです。手軽にコーヒー1杯を楽しむことができます。カセットタンクとフィルターホルダーが一体なので、取り外して水・粉を入れられ、使用後は水洗いをすることができます。 電源:AC100V(50/60Hz共用) 定格消費電力:350W できあが …