ハリオ式ドリッパーのおいしいコーヒーのいれ方

大まかなコーヒーのいれ方は、コーヒーを蒸らしてお湯を入れるだけなのですが、使う器具によって特徴や注意点が違います。
代表的なドリッパーに関して説明していきます。
今回は最近流行り、ハリオ式です。

大まかなコーヒーのいれ方は、コーヒーを蒸らしてお湯を入れるだけなのですが、使う器具によって特徴や注意点が違います。
代表的なドリッパーに関して説明していきます。
今回は最近流行り、ハリオ式です。

まずは、コーヒーのいれかたの復習!

【これだけ押さえていればOK!】コーヒーの淹れ方の極意!
http://120to180sec.com/article/2
コーヒーを淹れる、一口に言ってもいろんな淹れ方があります。それぞれにいろんなコツがあり、「コーヒーって難しい!」と思ったことがありませんか? 実は、コーヒー抽出に重要な項目は数点しかないことをご存知ですか?そのポイントさせ押さえていれば、あなたもコーヒーを語れますよ!
コーヒーのいれ方① ハンドドリップでおいしいコーヒーをいれる方法
http://120to180sec.com/article/63
ハンドドリップにはコツがいくつかあります。そのコツを押さえて、コーヒーを楽しんでみましょう。ここでは実際どうやってハンドドリップをすればいいのか簡単にまとめています。レッツ、ハンドドリップ。
コーヒーのいれ方② ハンドドリップに必要な道具を集めよう!
http://120to180sec.com/article/50
家でコーヒーを飲みたいと思って、まずはハンドドリップって思いますよね?だけどハンドドリップって何がいるのって思っている方、この記事ではハンドドリップで必要な器具をわかりやすく説明しています。レッツハンドドリップ!

円すい形ペーパー、大きな一つ穴ドリッパーの特徴

ハリオ式と言われる、円すい形のペーパーに大きな一つ穴が開いてあるドリッパーで抽出する方法は、最近主流と言ってもいいかもしれません。
ハリオ式の中にはケメックスやコーノー、クリスタルドリッパーなど最近話題の製品が多くあります。

特徴は円すい形のペーパーと抽出速度の速いドリッパーです。バスケットドリッパータイプに比べると、コーヒーの厚みは増しますので、一見濃いめのコーヒーしかいられないのではないかと思いますが、大きな一つ穴のおかげで早く落とすこともできるようになります。
そのためバスケットフィルタータイプと同様に濃いめのコーヒーから薄いコーヒー、酸味の強いコーヒーまで自由度が高いドリッパーと言えると思います。

ハリオ式のいれ方

まずは蒸らしを30秒

どのいれ方でも同じですが、コーヒーを温めて抽出しやすい状態にする”蒸らし”から始めます。
コーヒー全体にお湯をかけてください。
蒸らしのときに使うお湯の量ですが、使用しているコーヒー量の1倍~1.5倍くらいを目安にしてください。
またその時のお湯の温度は90~92℃くらいを目安にしてください。
この温度が高すぎると、苦すぎるコーヒーになりますし、低いと薄いコーヒーになってしまいます。

そして蒸らし、待ちの時間は全体として抽出時間を何分にするかで調整してください。
30秒は全体抽出時間としては3分くらいを狙う時の目安になります。

中心から円を描くようにお湯を落としていく

蒸らしが終わったら、いよいよ抽出をしていきます。
動画で見ていただくとわかりますが、中心部からゆっくりと渦巻きをかいていく要領でお湯をかけていきます。

中心からかける理由は、中心部が最もコーヒーの厚みがあるためです。
コーヒーの厚みはなぜ重要なのかというと、厚みが厚いということは最もコーヒーとお湯が接している時間が長いということになります。
仮に外側を中心にかけてしまうと、お湯がそのままコーヒーカップを落ちてしまい、薄いコーヒーになってしまいます。

注いだお湯の量と秒数をカウント。3分以内を狙う!

お湯を注ぐときに重要なのは、ゆっくり注ぐことではなく、全体の抽出時間を何分にするかです。
これを間違っている方が多くて、単にゆっくりいれること、一滴一滴いれること=おいしいと勘違いしています。
ゆっくりいれすぎると、ただただ苦いコーヒーになります。
3分と3分半でどのくらいの違いがあるのかというと、かなり違います。
かなり主観的な表現で申し訳ないですが、この30秒のちがいだけで、苦すぎるコーヒーと感じることがしばしばです。
ちゃんと時間を測ってコーヒーをいれてみましょう。

おいしく入れるコツ

挽き目は粗め、コーヒーを多めに使ってみる

ハリオ式のコーヒーの特長は、あっさりとしたコーヒーが淹れれること!
あっさりとしたコーヒーとは、極力苦味を感じないコーヒーのこと。
そのようなコーヒーの特長を出すには、思った以上に粗めに挽いて、コーヒーの量を多めに使ってみましょう。
コーヒーの量の目安は一杯あたり10g~12gくらい。
粗めでハリオ式でいれると、味が薄い!とかになってしまいますが、そこはコーヒーの量を増やして調整しましょう。

抽出時間を長くしたりすると、苦味が入ってしまいますので、ハリオ式ではコーヒーの量で調整することをお勧めします。

細すぎるケトルにも注意、お湯の温度を確認

ケトルでお湯をゆっくりいれること。これもハリオ式の重要なポイント。
しかし先ほども言いましたが、ゆっくりいれすぎるものよくありません。初めの一滴から、最後の一滴までの時間を3分になるように調整しましょう。
またこのときに注意してほしいことは、お湯の温度!
通常のコーヒーは90~92℃くらいを狙っていれますが、ハリオ式のときは特長をより立てるために、あえて低い温度85℃くらいでいれてみましょう。
温度が低ければ、苦味を抽出しずらくなります。これによりさらに酸味が特長的なコーヒーになるはずです。

最後に、ハリオ式はこんな人、コーヒーにおすすめ!

ハリオ式の最大の特長は、抽出時間を自分の手で調節できることです。
酸味が強いコーヒー、苦味が強いコーヒー、薄めのコーヒー、バランスの良いコーヒー、すべて自分の手で作ることができます。
また構造自体が丸型なのでドリップのお湯も注ぎやすいと思います。

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