ウイスキーと砂糖が入ったコーヒーに生クリームを浮かべたお洒落なホットカクテルをご存知ですか?日本にはあまり馴染みがないかもしれませんが、コーヒーやお酒が好きな方には意外と知られている飲み物です。ここでは、アイリッシュ・コーヒーの成り立ちや正しい飲み方からレシピまで紹介していきます。
アイリッシュ・コーヒーとは?
アイリッシュ・ウイスキーをベースに作られたカクテルの一種で、熱いコーヒーにアイリッシュ・ウイスキーと砂糖を入れて甘くし、最後に軽くホイップした生クリームを浮かべたカクテルをアイリッシュ・コーヒーといいます。
コーヒーと生クリームが2層に分かれているのが特徴。
アイリッシュ・ウイスキー
アイルランド共和国と北アイルランドで生産される穀物を原料として作られるウイスキーをアイリッシュ・ウイスキーと呼びます。
五大ウイスキーと呼ばれる内の一つで、五大ウイスキーにはバーボン、スコッチ、カナディアン、ジャパニーズ、アイリッシュがあります。
ライトボディで飲みやすくカクテルにもおすすめ。アイリッシュ・コーヒーには必ずこのアイリッシュ・ウイスキーを使用します。
ベースのお酒が変わるとアイリッシュ・コーヒーとは呼べなくなります。
スコッチ・ウイスキーがベースだとゲーリック・コーヒー、グラッパだとカフェ・コレット、ブランデーだとカフェ・ロワイヤル、ラム酒だとジャマイカン・コーヒーというように呼び名が変わってきます。
ジェムソン 700ml アイリッシュウイスキー アイルランド【国内正規品】
ジェムソンはピートを使わず、3回蒸留されて造られた豊かな香りとスムーズな味わいが特徴のアイリッシュ・ウイスキーです。マイルドでスッキリとしたテイストは、ウイスキー初心者の方でも飲みやすくおすすめ。プロの方にも使われている、最も代表的なウイスキーです。
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アイリッシュ・コーヒーはこうやって生まれた
アイリッシュ・コーヒーは1940年代初めに誕生しました。当時航空機は、ヨーロッパからアメリカに渡る大西洋の航路をノンストップで飛べず途中給油の必要があり、その給油地がアイルランドにあるフォインズの水上飛行場でした。
給油の間、乗客たちは安全のため飛行艇から降ろされボートで飛行場まで移動し、寒い待合室で待機しなければなりませんでした。
極寒の地で寒さに耐えながら給油が終わるのを待つ乗客たち。そんな姿を見て、飛行場にあるレストラン・バーのシェフ、ジョセフ・シェリダンが、乗客の冷えた身体を温めてあげようと考案したのがアイリッシュ・コーヒーだったのです。
お酒の入った甘いコーヒーは乗客たちの心と身体を温め、とても喜ばれました。その後、その飲み物はアイルランドで名物となり、やがて世界中で人気のカクテルとなっていきました。
アイリッシュ・コーヒーの飲み方
コーヒーのコク深い香りとウイスキーの芳醇な香りがバランスよく混じり合い、苦みの中に漂う甘さと生クリームの滑らかさがホッとさせる美味しさ。
このカクテルを飲むときは、生クリームをコーヒーに混ぜないで飲むのが正式な飲み方。冷たい生クリームをすすると、下から熱いコーヒーが滲んでくるので、その味と香りを楽しみながら味わっていきます。
後からくるウイスキーの味と香りが、今まで甘かったコーヒーを大人の味へと変化させていきます。生クリームの冷たさとコーヒーの熱さを楽しむのも一つのポイント。身体を温めるために作られたカクテルなので、身体が芯から温まってきます。
アイリッシュ・コーヒーにはアイスもありますが、飲み方はホットと同じです。
アイリッシュ・コーヒーの作り方
寒くて身体を温めたい、疲れた体を癒したい。そんな夜に飲みたくなるアイリッシュ・コーヒー。自宅でも簡単にできるので作ってみませんか?
材料は熱いコーヒーとアイリッシュ・ウイスキー、砂糖(ザラメまたはブラウンシュガー)、軽くホイップした生クリーム(どろっと流れるくらいの緩さ)。
《レシピ》
1.耐熱用グラスに砂糖ティースプーン1~2杯とウイスキー20~30mlを入れ、熱いコーヒーをグラスの7分目くらいまで注ぎ混ぜます。
2.軽くホイップした生クリーム50㏄をフロートしたら完成です。
生クリームをフロートする際、スプーンに生クリームを落としながらワンクッションさせグラスに注いでいくとコーヒーに混ざりにくくなります。グラスに注ぐ順番や分量は人によって違い、特に決まりはないようです。
生クリームの泡立ては、少量だと百均で売られているミルクフォーマーが便利です。
青い炎の演出
お店によっては、グラスにザラメとウイスキーを入れ火を灯し、砂糖を溶かすところもあります。アルコール分が飛んで味をまろやかにしたり、コーヒーを冷めにくくするという効果もあるようです。
グラスいっぱいに広がる青い炎は幻想的で見るものを魅了します。
専用のグラスで楽しむ
アイリッシュ・コーヒーを飲むために作られた専用のグラスは、透明で持ち手があり飲み口が広く飲みやすくなっています。もちろん耐熱用のグラスになっているので、ホットでもアイスでも使うことができます。
生クリームの白とコーヒーの濃いブラウンの2層が特徴のカクテルを楽しむには、やはり透明のグラスがおすすめです。
Libbey(リビー) アイリッシュコーヒー(6個セット) 251cc
6個セットで4,766円。耐熱ガラスで251㏄と、たっぷり入るサイズ。持ったときに熱くならない取っ手付きです。お洒落なデザインなので、他のドリンクに使用したり来客用にもあると重宝します。
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冬の夜におすすめのホットカクテル
寒く凍てついた身体をほんわか温めてくれるホットカクテル「アイリッシュ・コーヒー」
一人で飲むのもいいですが、家族や友人たちと飲むのもまた楽しいひと時ですね。コーヒー好きの方でしたら、コーヒー豆を変えて味わってみるのも楽しみが増えていいかもしれません。エスプレッソもおすすめです。
生クリームにシナモンやカカオパウダーをトッピングすれば、味のバリエーションも楽しめます。ぜひ、お試しください。