自宅で簡単に作れるコーヒーの美味しいお酒

意外にもコーヒーと相性のよいお酒。コーヒーにブランデーを落として飲むというのはよく知られていますが、お酒をコーヒーで割ったカクテルやコーヒー豆をお酒に漬け込んで作るコーヒー酒というものがあるのをご存知ですか?これらは自宅で簡単に作ることができ、自分好みの味を楽しめるのが魅力です。ここではコーヒーリキュールとコーヒー焼酎の作り方や飲み方などを紹介していきます。

お酒とコーヒーの組み合わせ

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コーヒーとお酒の組み合わせは意外と思う方もいらっしゃるかと思いますが、お酒をコーヒーで割ったカクテルなどは数多く存在しており、その中でもカルーア・ミルクは日本でも有名ですね。

カクテルの他に、コーヒーにお酒を落として飲むといったもっと手軽な飲み方もあります。

ホットコーヒーにブランデーと砂糖を入れて混ぜ、ホイップクリームをのせた「ブランデー・コーヒー」やスプーンにのせた角砂糖にブランデーを染み込ませ炎を灯し、溶けたところでコーヒーに沈めて飲むという「カフェ・ロワイヤル」は最もポピュラーで、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

カフェ・ロワイヤルは青い炎が美しく、目でも楽しませてくれます。ブランデーの芳醇な香りとコーヒーの深い香りが混じり合い、なんともいえない絶妙ないい香りになります。

この記事では数多い種類の中で、自宅で作れるコーヒーのお酒に注目してみました。カクテルには欠かせないコーヒーリキュールやそのまま飲めるコーヒー焼酎とはいったいどんなお酒なのでしょうか。

カルーア・ミルク

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コーヒーのカクテルでまず思い出すのが「カルーア・ミルク」ではないでしょうか。コーヒーリキュールの「カルーア」を牛乳で割った甘いカクテルです。

「カルーア」とは数種類あるコーヒーリキュールの中の一つで代表的な銘柄でもあります。
カルーアのコーヒーリキュールを使用しないとカルーア・ミルクとは呼べません。

甘くて飲みやすく女性にも人気ですが、アルコール度数が低いからといって飲みすぎると知らないうちに酩酊してしまうので注意が必要です。アルコール度数はカルーアと牛乳を何対何で割るかで変わってきますが大体5~7度あり、カルーア自体は20度あります。

作り方は簡単で、氷を入れたグラスにカルーアを注ぎ牛乳を入れます。カルーア1に対して牛乳3が基本です。
 

おすすめのカルーア

サントリー カルーア コーヒーリキュール 700ml

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良質なアラビカ種のコーヒー豆をローストしスピリッツに漬け込んだカルーア。バーなどのお店でも一番使われており、世界中で愛されているコーヒーリキュールです。カルーア・ミルクの他にブラック・ルシアンやホワイト・ルシアンといった様々なカクテルが楽しめます。

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コーヒーリキュール

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主要な原料の1つにコーヒーを使用して作るリキュールの総称を「コーヒーリキュール」といいます。リキュールは基本、糖分が含まれており混成酒に分類されるので、コーヒーリキュールも同様、混成酒になります。

コーヒーリキュールには様々な銘柄があり、アイリッシュ・ウイスキーがベースの「アイリッシュ・ベルベット」、中性スピリッツがベースの「カルーア」、ブランデーがベースの「アマヤ」など、ベースとなるお酒の種類で銘柄が変わってきます。

銘柄によってアルコール度数や糖度が変わり、もちろんお酒の種類とコーヒー豆によっても味や香りが異なってきます。アイリッシュ・コーヒーやカルーア・ミルクのようにカクテルの名前にコーヒーリキュールの銘柄がそのまま使われている場合は、アイリッシュ・ウイスキーやカルーアを使用しなければいけません。

コーヒーリキュールの作り方

コーヒーリキュールはご家庭でも手軽に作れます。材料を保存ビンに入れて放置するだけ。皆さんも作ってみませんか。

(材料)
・焙煎したてのコーヒー豆…100g
・氷砂糖…100~200g
・ホワイトリカー…900ml

〇保存ビンは熱湯で消毒して完全に乾燥させておきます

(作り方)
①保存ビンにコーヒー豆と氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注いだら蓋をして冷暗所で保存します。
②2~3週間ほどしたらコーヒー豆を取り除きます。(苦味が気になる場合は2週間で取り除く)
③1ヵ月くらいで完成します。

(ポイント)
〇コーヒー豆は焙煎したてのものを使うと香りがアルコールに移りやすくておすすめです。
〇氷砂糖は気温が低いと溶けにくいので、1日1回ほど振ってやると溶けやすくなります。通常2週間くらいでかなり溶けてきます。

コーヒー焼酎

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コーヒー焼酎はコーヒーリキュールと作り方は同じですが、焼酎の瓶に直接コーヒー豆を入れるだけなのでリキュールよりも簡単に作れます。完成するまでの日数もリキュールは1ヵ月かかりますが、焼酎はわずか1週間です。

コーヒーリキュールは初めから甘みがついているのに対し、コーヒー焼酎は甘くなくスッキリとした味わいで、コーヒー本来の苦みや香りが楽しめます。甘いお酒が苦手な方は焼酎をおすすめします。

コーヒー焼酎の作り方

初めて作る方は、無色透明でクセがない味わいの焼酎甲類がおすすめです。コーヒーはお好みの豆を焙煎して使用します。

上級者になってくると、焼酎乙類とコーヒーの香りのバランスを考えながら自分好みのお酒を作っていくことも楽しみの一つになってきます。

作り方

焼酎100mlに対しコーヒー豆5~10gが目安です。最初は5gから試すとよいでしょう。約1週間程度で飲むことができます。

①そのまま焼酎の瓶に豆を入れますが、当然のことながら焼酎が溢れ出してしまうので、豆の分だけあらかじめ焼酎を減らしておきます。豆を入れたら蓋をし冷暗所に置きます。

②最初、豆は浮いていますが、その内水分を吸って次第に沈んでいきます。3日目できれいな茶色になってくるので一旦味見をして、良ければ豆を取り除きますが、まだコーヒーの風味を濃くしたいようだったらそのまま漬け込んでおきます。長くても1週間以内にコーヒー豆を取り除かないと渋みやエグ味が出てきます。

③豆を取り除くときは、コーヒーフィルターを使って保存ビンに移し変えます。こうして濾すことで、豆から出てくる粉もきれいに取り除くことができます。

コーヒー焼酎の美味しい飲み方

普段の焼酎の飲み方と一緒で水割りかロックで飲みますが、氷砂糖やガムシロップを入れて飲んでも美味しくいただけます。

炭酸で割ったコーヒーサワーは炭酸を入れることによってコーヒーの香りが立ち風味よく仕上がります。

コーヒー焼酎をカルーア・ミルク風に牛乳で割るのもおすすめ。カルーアのように甘くなくコーヒーの風味を楽しめます。

焼酎を缶コーヒーで割る

飲みたいときにすぐ飲めるのが缶コーヒーで割るコーヒー焼酎です。コーヒー焼酎を作るのが面倒な方はこちらを試してみましょう。挽いた豆からドリップしたコーヒーでも構いませんが、究極に面倒いらずなのがブラックの缶コーヒーです。

グラスに氷を入れ焼酎を1/3注ぎ、あとは缶コーヒーを注ぐだけ。簡単で美味しいコーヒー焼酎が楽しめます。

缶コーヒーは香りが際立つブラックがおすすめですが、甘党の方は加糖缶コーヒーを使ってカルーア・ミルク風にしてみるのもいいかもしれませんね。

コーヒー豆とお酒の組み合わせを楽しむ

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コーヒーとお酒の組み合わせは他にもあり、今日紹介したものはほんの一部です。

コーヒーリキュールもコーヒー焼酎も、豊富な種類のコーヒー豆とお酒の組み合わせで風味が変わってきます。また、合わない組み合わせもあるでしょう。美味しい美味しくないは個々の味覚にもよりますので、自分好みの味を見つけるまでいろいろな組み合わせを試してみるのもいいですね。

水割り、ロック、カクテルいろいろな飲み方で楽しんでみてください。アイスクリームにかけて食べるのもおすすめです。

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