コストコ「KIRKLAND」のハウスブレンドコーヒー豆の特長。おすすめしたい飲み方

コストコはアメリカ発祥の会員制倉庫店です。倉庫では幅広い商材を取り扱っており、コーヒー豆も豊富な種類を取り揃えています。
その中でも人気なのが「KIRKLAND」のハウスブレンドコーヒーです。
では「KIRKLAND」ハウスブレンドコーヒーの特徴やおすすめな飲み方などをご紹介していきます。

「KIRKLAND」ハウスブレンドは実はスターバックスの焙煎

コストコでは多くの種類のコーヒー豆を取り扱っており、UCCやアメリカの老舗コーヒーであるLION COFFEE、MJBなど人気ブランドが並んでいます。
その中でもスターバックスとコラボしたコストコPB商品である「KIRKLAND」ブランドの商品が人気を博しています。

「KIRKLAND」ハウスブレンド

STARBUCKS スターバックスロースト ハウスブレンド コーヒー豆 907g

Amazon楽天市場

コストコで販売されている「KIRKLAND」ブランドのパッケージには「Roasted By Starbucks Roast」という記載がされています。
これはコーヒー豆自体はコストコが仕入れ、コーヒー豆にとって最も重要な「焙煎」の部分をスターバックスが行っているということを意味します。

そのためスターバックスのコーヒーと全く同じ味がする訳ではありませんが、コーヒーにおいて「焙煎」は命とも言われる大事な工程なため、それをスターバックスが行っているということは味はかなり近いものになると想像できます。

その中でも「ハウスブレンド」はスターバックスでも創業から販売されている代表的なコーヒーとして知られており、バランスのとれたコーヒーとして広い層から人気のコーヒーです。

「スターバックス」ハウスブレンドとの比較

出典 : www.starbucks.co.jp

「スターバックス」ハウスブレンドの豆は250gで1,050円(税抜)で販売されており、豆の生産国はラテンアメリカと表記されています。
「KIRKLAND」ハウスブレンドはなんと907gという大容量で2,376円(税込 2019/7/28楽天市場)で販売されていることから、焙煎はスターバックスと同じでも豆自体はスターバックスとは異なることが分かります。

豆の生産国は東ティモール、ペルー、メキシコ他と、ラテンアメリカ産の豆が使われていて、焙煎もスターバックスなため、実際に飲んだ方々の評価を見ても本家スターバックのハウスブレンドと遜色ない味わいです。
自宅でリーズナブルにスターバックスの味を楽しみたいという方には「KIRKLAND」ハウスブレンドはおすすめです。

焙煎度が深く、しっかりとした味わい

ではスターバックスによって豆を焙煎された「KIRKLAND」ハウスブレンドはどのような味がするのか、またスターバックスの焙煎は他と何が違うのかなど、焙煎に関する知識を交えてご紹介していきます。

コーヒー豆は焙煎が命

焙煎前のコーヒー豆は淡い緑色(生豆)の状態であり、このままではほとんど味もすることがなく飲むことができません。
焙煎とはこの生豆を加熱し、豆の中にある成分に化学変化を起こさせることで、コーヒー独特の苦みや酸味、甘味を引き出す作業のことを言います。
焙煎はコーヒーの香味を生み出す重要な作業であり、焙煎具合によってコーヒーの味を左右すると言っても過言ではありません。

8段階ある焙煎度合

コーヒーにはあっさり飲めるものから苦みが強いものまで、様々な風味を楽しむことができますが、その風味の違いには焙煎時間が大きく関係しています。
通常焙煎度合は大きく8つの段階で分けられており、一番焙煎時間が短く浅煎りの「ライトロースト」から、「シナモンロースト」、「ミディアムロースト」、「ハイロースト」、「シティロースト」、「フルシティロースト」、「フレンチロースト」、そして最も焙煎時間が長く深煎りの「イタリアンロースト」まであります。

10~20年程前は「ミディアムロースト」が主流でしたが、現在の日本人の嗜好は深煎りの傾向があり「ハイロースト」や「シティロースト」になりつつあります。
浅煎りの豆ほど酸味が強くなり、深煎りの豆ほど苦みが強くなるため、淹れるコーヒーによって焙煎度合を変えて、一番適したものが提供されているのです。

焙煎についてはこちらの記事も併せて読んでください。

コーヒーの味の決め手!「焙煎」と「産地」について

コーヒーを楽しむ上で知っていて損はない「焙煎」と「産地」による味の違いについてご紹介します。

スターバックスローストとは

そんな中スターバックスのコーヒー豆の焙煎は基本的に深煎りのものが多いのが特徴です。
焙煎度合いは通常上記で説明した8つで分かれていますが、スターバックスの中では焙煎度合いはスターバックスローストと呼ばれる独自の3つの度合「ブロンドロースト」、「ミディアムロースト」、「ダークロースト」で分けられています。

ハウスブレンドは上記の3つの焙煎では、中間の「ミディアムロースト」で焙煎されていますが、これは通常の8つの段階の中の「ミディアムロースト」よりも深煎りになっています。
そのため酸味が少なく、苦みやコクが深くしっかりとした味わいがあり、ナッツやココアの風味を感じられるのが特徴です。

おすすめの飲み方

「KIRKLAND」ハウスブレンドはブラックコーヒーで飲んでももちろん美味しいですが、その他にも深煎りコーヒーの特徴を活かした、おすすめな飲み方をご紹介していきます。

アイスコーヒーで楽しむ

「KIRKLAND」のハウスブレンドは深煎りで苦み、コクがしっかりとしているため、氷を入れたアイスコーヒーにしても、コーヒーの苦みやコクを感じながらおいしく飲むことができます。

また「KIRKLAND」ハウスブレンドは豆の量が907gと容量も多く、価格もお手頃です。
アイスコーヒーは通常のホットコーヒーよりも豆を多く消費するため、
アイスコーヒーをよく飲む人にはコストパフォーマンスが高い商品です。

アイスコーヒーの美味しい作り方についてはこちらを

家で簡単にできる、アイスコーヒーの作り方

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ミルクと合わせて楽しむ

基本的にミルクと合わせるコーヒーはコクが深いものとの相性が良いため、この「KIRKLAND」ハウスブレンドとの相性も良いです。
そのままブラックでもミルクを入れてカフェオレとして飲んでもおすすめです。

フードペアリングで楽しむ

出典 : www.starbucks.co.jp

コーヒーを楽しむための方法として、「フードペアリング」という方法があります。
自分なりにコーヒーと楽しむためにケーキ等と一緒に食べる人も多いかと思いますが、
それぞれのコーヒーには、その特徴に合ったお菓子があります。

今回の「KIRKLAND」ハウスブレンドにはナッツ風味のクッキーや、りんごやブルーベリーのスコーン、マフィンなどとの相性が良いため、一度試してみると違ったコーヒーの味わいを楽しむことができるはずです。

コーヒーのおすすめの保存方法

コーヒー豆を購入すると出てくる悩みが、その保存方法です。
一度に大量のコーヒー豆を購入したものの、おいしく飲める状態でコーヒー豆を保存しておく方法が分からないという方のために、ここではおすすめの保存方法をご紹介していきます。

コーヒー豆も生鮮食料品

まずコーヒー豆も生鮮食料品という認識が必要です。そのため、酸素・光・熱・湿気はコーヒー豆にとって大敵となってきます。
購入したコーヒー豆を2週間以内に使いきる場合は、密閉容器に入れて冷暗所での常温保存。2週間以上保存する場合は密閉容器に入れ、小分けにして冷凍保存が理想的です。

粉の状態は冷凍保存が基本

豆は挽いてしまうと空気や日光に触れる表面積が大きくなり、劣化のスピードが速くなります。 そのため粉の状態で保存する場合は例外なく冷凍保存がよいでしょう。
ただ冷凍保存をしていてもコーヒーの鮮度は落ちていくため、少なくとも3カ月以内に消費することをおすすめします。
家庭用のミルがあれば、飲む直前に豆を挽くことが理想です。

コーヒー豆の保存についてはこちらの記事も併せて読んでみてください

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最近話題のコーヒー豆のペットボトル保存についてオススメのポイントを考えてみました。画像元:Youtube(https://www.youtube.com/watch?v=bkMpobfiAdU)

最後に

コストコの「KIRKLAND」ハウスブレンドコーヒーはお手頃にスターバックスの味を楽しむことができるおすすめのコーヒー豆です。

ぜひこれから自宅でコーヒーライフを始めようとしている人も、すでに飲んでいる人も選択肢の中に入れて、色んな飲み方で試してみてください!

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