フレンチプレスコーヒーメーカーでアイスコーヒーが作れる!コーヒープレスで作る透明なアイスコーヒーの作り方

春も終わり、初夏に向けてだんだんとアイスコーヒーが美味しい季節となってきました。コーヒーライフを楽しんでいる人の中には、ご自宅でアイスコーヒーを作るという人も多いのではないでしょうか?実はちょっと工夫をするとフレンチプレスコーヒーメーカーで、透明なアイスコーヒーが作れるんです!今回はフレンチプレスで、夏にぴったりの美味しいアイスコーヒーを作る方法を紹介していきます。

フレンチプレスでのアイスコーヒーの淹れ方

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フレンチプレスで作るコーヒーは抽出方法の都合で、どうしても細かい粉が混じってしまい、濁りのあるコーヒーになってしまうことが多いです。
コーヒーオイルなどが抽出されてコーヒーの風味をダイレクトに味わえる飲み方なのですが、あの濁りが苦手、という方もいるかもしれません。

しかし、少し工夫すればフレンチプレスでも濁りのないコーヒーを淹れることができるのです。
フレンチプレスで美味しいコーヒーを淹れる方法と一緒に見ていきましょう。

フレンチプレスでアイスコーヒーを作る手順

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フレンチプレスでコーヒーを淹れているけれど、ホットコーヒーばかりでアイスコーヒーは淹れたことがない、という方もいるのではないでしょうか?
フレンチプレスでも美味しいアイスコーヒーを淹れることができます。
以下にご紹介する作り方で、まずは1杯淹れてみてください。

・材料(1杯あたり)
お好みのコーヒー豆 8g
お湯 100ml
氷 適量

・作り方
1.挽いたコーヒー豆をフレンチプレスに入れる
2.沸騰させたお湯を半分淹れ、30秒蒸らす
3.残り半分のお湯を淹れて、4分間抽出する
4.プランジャーをゆっくり押し下げる
5.氷を入れたサーバーにコーヒーを淹れ、氷が解けるまで混ぜる
6.サーバー内のコーヒーを、氷を入れたグラスに移す

フレンチプレスでアイスコーヒーを淹れる時のポイント

フレンチプレスでアイスコーヒーを淹れる際は、注意するポイントがいくつかあります。
これを押さえておくと、より美味しいアイスコーヒーを淹れることができるため、要チェックです!

コーヒーは濃いめに抽出する

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フレンチプレスではお湯でホットコーヒーを淹れてからそれを冷やす、という方法でアイスコーヒーを淹れています。
水出しコーヒーと違い冷やすために氷を使うため、普通の濃さでコーヒーを淹れてしまうと、
氷の分だけ味が薄くなってしまいます。

そのため、フレンチプレスでアイスコーヒーを作る場合は抽出の際、濃いめのコーヒーを作るようにしましょう。
最初から濃いめのコーヒーを作ることで、氷を入れても薄くならない美味しいアイスコーヒーができあがります。

たっぷりの氷で急速に冷やす

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アイスコーヒーを抽出したら、たっぷりの氷を入れたサーバーに淹れてマドラーで混ぜ、すぐに冷やしましょう。
急冷することで、美味しさがぎゅっと締まりコーヒーの香りや風味も飛びません。
その後も、氷を入れたグラスに注いで冷たさが損なわれない様にしましょう。

フレンチプレスで透明なアイスコーヒーを淹れるポイント

フレンチプレスで淹れたコーヒーには、多くの場合微量なコーヒー粉が混ざってしまいます。
フレンチプレスで透明なアイスコーヒーを淹れるためには、気を付けるべきポイントがあります。
ここを押さえておけば、フレンチプレスで透明なアイスコーヒーを淹れることも夢ではありません。

コーヒー豆の挽き方は粗挽きで

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フレンチプレスで淹れたアイスコーヒーが濁ってしまうのは、プランジャーで押さえた際に、コーヒー粉が金属フィルターの目を通ってしまうからです。

そのため、金属フィルターの目を通ることのできない大きさのコーヒー粉であれば、コーヒー粉がフィルターの目を通ることを極力防ぐことができ、フレンチプレスでアイスコーヒーを淹れても濁りを抑えることができます。

細挽きや中細挽きですと目を通ってしまうため、粗挽き、もしくは中挽きのコーヒー粉を使って、フレンチプレスでアイスコーヒーを淹れることをおすすめします。

ペーパーフィルターを使ってこす

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フレンチプレスだけを利用する方法ではありませんが、ペーパーフィルターでこす、という方法があります。
ペーパーフィルターを通せばほとんどコーヒー粉をこすことができるため、微量でも気になる方にはこちらの方法がおすすめです。

元々はフレンチプレスで淹れているアイスコーヒーのため、フレンチプレスで淹れた際の濃いめの味わいを残しながら混ざる粒子を少なくできる、というメリットがあります。

ステンレスフィルターを使ってこす

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せっかくフレンチプレスで淹れたのに、ペーパーフィルターでこしたら紙の匂いがついてしまって嫌…。そんな方もいるかもしれません。
その場合は、ペーパーフィルターの代わりに、ステンレスフィルターでフレンチプレスで淹れたアイスコーヒーをこしても問題ありません。

紙の匂いがつかないため、ペーパーフィルターを使ってこした際よりも、フレンチプレスの味に近いアイスコーヒーを楽しむことができます。

フレンチプレスで淹れたコーヒーの特長

フレンチプレスで淹れたコーヒーには、コーヒーメーカーやサイフォンなどで淹れた時とはまた違った味わいがあります。
フレンチプレスで淹れたコーヒーの特徴について、いくつか紹介していきます。

コーヒーの濃い風味がダイレクトに味わえる

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フレンチプレスはコーヒー粉を入れた上から、ダイレクトにお湯を入れてコーヒーを抽出する方法です。
そのため、それぞれのコーヒー粉の旨みがダイレクトに引き出され、濃厚な風味のコーヒーを味わうことができます。

様々なコーヒー豆を試すことで自分好みのコーヒーの種類を知りたい!という方は、フレンチプレスでコーヒーを淹れるとそれぞれのコーヒーの風味の違いがよくわかり、好みのコーヒーを見つけられるかもしれません。

コーヒーオイルを抽出できる

ホットコーヒーを淹れた際に、コーヒーの表面にオイルが浮かんでいるのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
コーヒー豆から抽出されるオイル分、それがコーヒーオイルです。
コーヒーオイルを抽出することで、より濃厚な味わいのコーヒーを楽しむことができます。

フレンチプレスはコーヒー粉をプレスすることで、コーヒーを抽出します。
そのため、抽出されたコーヒーは上に上がってきて、油であるコーヒーオイルもその表面に上がってくるのです。

他のコーヒーの淹れ方ではドリップなど「下に落とす」方法が多い中、フレンチプレスは「上に上げる」方法のため、コーヒーオイルをカップに注ぎやすいのです。

淹れ方が簡単

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フレンチプレスは、コーヒー粉を入れ、その上からお湯を入れて、4分待つだけというとても簡単な手順でコーヒーを淹れることができます。
そのため、今まで「コーヒーを自宅で淹れるのは手間がかかる」と思っていた人にも、おすすめの淹れ方です。

また、お手入れに関しても、フレンチプレス本体を洗うだけで済むので余計な手間がかかりません。

アイスコーヒー用のコーヒーの選び方

アイスコーヒーを淹れる時、元となるコーヒーはどのようなものを選べばよいのでしょうか?
ホットコーヒーとは適したコーヒーが違うのでしょうか?
気になるアイスコーヒー用のコーヒーの選び方について、紹介していきます。

アイスコーヒー用とホットコーヒー用の豆の違い

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アイスコーヒー用には一般的にフレンチローストを中心にイタリアンローストやフルシティローストなど、焙煎度が深いコーヒー豆が使われています。

これはアイスコーヒーで淹れるとコーヒーの温度が下がり、苦みが弱まり酸味が強まる傾向があるからです。
フレンチローストは苦みの強いコーヒーのため、アイスコーヒーで淹れるとちょうどよい風味となり、美味しく飲むことができるのです。

逆にホットコーヒーではミディアムローストという、焙煎度が浅いコーヒー豆が使われる傾向にあります。

挽き目は粗めのものを選ぶ

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コーヒーの挽き目は中挽き~粗挽きを選びましょう。

フレンチプレスではなく、ウォータードリップなどでアイスコーヒーを作る場合は、細挽きや中細挽きでも問題ありません。
しかし、先にも述べたようにコーヒー粉が細かすぎると金属フィルターの目を通って、コーヒーに混ざるコーヒー粉の量が多くなってしまう場合がありますので、フレンチプレスでアイスコーヒーを淹れる場合は挽き目は粗めのものを選びましょう。

最後に

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フレンチプレスでアイスコーヒーが淹れられるようになれば、毎日のコーヒーの楽しみの幅が一層広がります。
さらに透明なアイスコーヒーも淹れることができれば、見た目にも涼しく、自分で飲む時も来客に飲んでもらう時も満足できることでしょう。

この夏はぜひ、フレンチプレスで淹れるアイスコーヒー作りにチャレンジしてみてください。

コメント

  1. […] アイスコーヒーはフレンチプレスでも作れます […]

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