コーヒー専門メディアが教える、初めてのドリップコーヒーメーカーの選び方

4つの種類があるコーヒーメーカーから「ドリップコーヒーメーカー」を選んだとしても、フィルターコーヒーメーカーにはさまざまな種類があります! 今回はフィルターコーヒーメーカーの選ぶときのポイントを説明していきます。

コーヒーメーカーの選び方の第一歩は種類から考えよう!

【コーヒーメーカーが欲しくなったら…】①まずは種類を決めよう!

家でコーヒーを手軽に楽しみたいとおもったら、真っ先に思い浮かぶのはコーヒーメーカーですよね。ですが、コーヒーメーカーと一口に言っても種類はさまざまでなにを持って選…

サイズとコーヒー受け(サーバー)を選ぼう!

杯数サイズと製品サイズ

家庭用コーヒーメーカーは大きく分けると5杯用と10杯用に分けることができます。5杯用はコーヒーカップサイズですので、通常マグカップで2杯~3杯分くらいになります。一方10杯用は職場等の大人数でコーヒーを飲む方向けの製品になります。

5杯用と10杯用の大きな違いは使用するコーヒーペーパーのサイズが異なります。一般的に5杯用は「102」、「1×2」と言われるタイプ、10杯用は「104」、「1×4」のサイズのコーヒーペーパーを使用します。同じコーヒーペーパーの種類であればコーヒーの味わいに違いはありませんので、適したサイズをお選びください。

サーバーの種類

ステンレスポットタイプかグラスポットタイプかのどちらかを選びます。両者の違いは保温の仕方になります。グラスポットタイプは冷めないように保温し続けるため、熱による香り、味わいの変化が生じます。一方ステンレスポットであれば、抽出後時間が経過しても冷めづらいだけでなく、熱によるコーヒー自体の味の変化も少なくすることができます。ですがその分高価になります。
大人数で飲む場合や常にコーヒーが必要な場合はステンレスポットタイプを使用したほうがよいです。

出典 : item.rakuten.co.jp

味の影響する機能は??

別記事:【これだけ押さえていればOK!】コーヒーの淹れ方の極意!
http://120to180sec.com/article/2
【これだけ押さえていればOK!】コーヒーの淹れ方の極意!
前記事で説明しましたが、コーヒーの味を設定する因子は4つです。コーヒーの量、お湯の量、お湯の温度、抽出時間の4つポイントに沿って、コーヒーメーカーの機能も確認していきましょう。

コーヒー量、お湯の量

コーヒー量、お湯の量に各社ごとに大きな差はありません。それは準備の際に調整が可能のためです。しかし付属しているコーヒースプーンの大きさは各社違いますので、ご注意ください。使用する豆(挽き方も含めて)で適切なコーヒー量が異なります。
一度実験していただきたいのですが、コーヒー量が1g違うだけで味わいが大きく異なります。家庭用の場合は、2杯分くらい淹れることが多いため、15gと16gの違うは大きいです。それくらいシビアに味わいが変わってきますので、一度使用しているスプーンでどのくらいの量のコーヒーはすくえるか確認してもいいですね。

お湯の温度

適切な温度は、一般的には92~94℃と言われています。温度が高すぎる場合は常に渋い、苦味が強いコーヒーになってしまいます。また温度が低い場合は酸味が強いコーヒーになります。
各社温度表示がありますので、90℃前後のコーヒーメーカーを選ぶことが、多くのコーヒーにとってよい温度だと思います。

出典 : smart7.jp

抽出時間

抽出時間に関しては各社変わります。その理由は、ペーパーをセットするバスケットに入っている溝、“リブ”やその角度が違うからです。あまり見ないと思いますが、購入前に各社のバスケット、リブを見てください。かなり異なっていることがわかると思います。
このリブや角度が抽出時間にどのような影響を与えるかを言いますと、リブが少ないとコーヒーペーパーによるろ過が行われないことになり抽出時間が長くなります。また角度が緩やかになっていると、これも抽出時間が長くなる方向に働きます。抽出時間が長いと苦み成分を抽出しすぎる可能性があります。一方抽出時間が短いと酸味成分が抽出されやすく、酸味の強いコーヒーになってしまいます。
要は適切な抽出時間になるように設計されているリブでないと、適切な抽出ができないことになります。

ミル付きにする?ミルなしにする??

コーヒー豆の状態から全自動でコーヒー抽出までおこわなれるため非常に便利が良いです。

1. もっとおいしいコーヒーにしたいと思った際に調整が難しいため
全自動タイプに搭載されているミルの性能が比較的高くないため、挽き目の調整したいと思った際に調整が難しいです。

コーヒーを抽出する際の命はコーヒーを挽く作業であり、きれいにムラなく挽くことでコーヒー本来の味を引き出すことができます。ですが全自動タイプに搭載されているミルは雑味成分の原因となる“微粉”ができやすい構造のミル(プロペラ式)を採用していることが多いため、もっと雑味の少ないコーヒーにしたいといった願望に応えることが難しいです。

2. 挽く作業は芳醇なコーヒーアロマを感じることができる
コーヒーミル所有者にアンケートをしたところ、コーヒーを飲んでいるときと同様に、コーヒーを挽いているときや淹れているときも楽しんでいるというデータが出ました。

おすすめコーヒーメーカー

無印良品:ミル付きコーヒーメーカー

出典 : www.muji.net

無印良品 | 豆から挽けるコーヒーメーカー型番:MJ‐CM1 通販
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738398165
味と香りを追求したら、豆を一定の大きさに挽けるフラットカッターミルにたどり着きました。忙しい平日の朝でも、タイマーで挽きたてのコーヒーを楽しめます。抽出量:1~3CUP(150~450ml) ミル方式:フラットカッター方式 フィルター方式:カリタ式 出来上がり時間:3CUP 約8分、2CUP …

無印のコーヒーメーカーは値段が張るだけあって、機能はしっかりしています。
ミル付きで、そのミル刃は均一性に定評がある「フラットディスク刃」。挽き目調整もきれいにできるとのこと。
そして特徴的なのは抽出温度が85℃前後であること。これは最近流行のサードウェーブコーヒーショップで良く使用されている方法。よりコーヒーの味がわかりやすくために、低温でじっくり抽出する方法をとっています。
これまでのコーヒーメーカーとは違うきらりと光る機能ですね。

しかし抽出温度が低い結果、サードウェーブコーヒーのように焙煎の浅い豆にはちょうどいい抽出ですが、通常のコーヒーを抽出するとすこしぼけた印象のコーヒーになってしまいます。
ご注意くださいね!

無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1 MUJI

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コーヒー抽出のときに注意すべきコツについてはこちらから

【これだけ押さえていればOK!】コーヒーの淹れ方の極意!

コーヒーを淹れる、一口に言ってもいろんな淹れ方があります。それぞれにいろんなコツがあり、「コーヒーって難しい!」と思ったことがありませんか?実は、コーヒー抽出に…

メリタ:ノア(5杯用コーヒーメーカー)

出典 : www.amazon.co.jp

コーヒーメーカーの老舗メーカーのメリタ。
メリタのコーヒーメーカーは非常にコスパいいです。まずはコーヒー抽出の機能は優秀です。その根本はコーヒーメーカーの心臓部である抽出フィルターの溝、リブの美しさです。
こんなにきれいにリブを切っているコーヒーメーカーはありません。
このリブによってきれいに適切な抽出時間でコーヒーを淹れてくれます。
豆の種類を選ばず、豆の良さを抽出してくれるコーヒーメーカーだと思います。

またあまり機能がない分、あまり高くないです。コスパいいもの重要ですよね。

とある情報によると、メリタユーザーの多くはリピーターらしいです。
リピーターが多いところがコスパの良さを表していますね!

Melitta(メリタ) NOAR(ノア)【2~5杯用・1×2のフィルターペーパーに対応】 ブラック SKT541B

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最後に

いかがでしたか?
フィルターコーヒーマシンの種類は多いですが、サイズや能力で分けていけば、違いも分かり安くなると思います。
個人的には10杯用くらいのコーヒーメーカーを買っていただいて一気にいれてほしいところなのですが、そうともいきませんので、ぜひ自分のお気に入りの一機をみつけてくださいね!

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